【防災士が解説】防災×災害関連死と情報の空白|「助けて」が届かない瞬間

災害関連死は、
寒さや疲労だけで起きるわけではありません。

情報が届かないこと
これも、確実に命を奪います。


■① 災害関連死は「孤立」から始まる

多くの災害関連死は、
突然倒れるわけではありません。

・体調が悪化していた
・眠れていなかった
・食事や水分が足りていなかった

しかし、
誰にも気づかれなかった。

この「孤立」が最大の要因です。


■② 避難所でも起きる情報の断絶

意外に思われるかもしれませんが、
避難所でも孤立は起きます。

・声を上げない高齢者
・遠慮して相談しない人
・支援情報を知らない人

情報は配られていても、
本人に届いていないケースが多いのです。


■③ 「待っていれば助かる」は幻想

災害時、
多くの人がこう考えます。

「そのうち支援が来る」
「誰かが気づいてくれる」

しかし現実は、
自分から動かなければ何も変わらない

これが災害現場の実情です。


■④ 情報弱者ほど災害関連死に近づく

災害関連死が多い層には
共通点があります。

・高齢者
・障害のある人
・外国人
・独居世帯

情報を「取りに行けない人」ほど、
リスクが高まります。


■⑤ 情報は「出した」だけでは意味がない

行政や支援団体は、
情報を出しています。

しかし、

・聞けたか
・理解できたか
・行動に移せたか

ここまで届かなければ、
防災としては未完成です。


■⑥ 災害関連死を減らす「つなぐ人」

現場で命を守るのは、
制度よりも人でした。

・声をかける人
・変化に気づく人
・つないでくれる人

この存在が、
災害関連死を確実に減らします。


■⑦ 家族・地域でできる最小の行動

難しいことは不要です。

・「大丈夫?」と聞く
・返事がなければ様子を見る
・異変を共有する

この行動だけで、
救われる命があります。


■まとめ|災害関連死は「気づけたか」で防げる

災害関連死は、
防災用品だけでは防げません。

人と人がつながり、
気づき合えるかどうか。

命を守る最後の防災は、人です。

防災士として、
最も強く伝えたい現実です。

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