【防災士が解説】防災×梅雨|「予定とスケジュール」が避難を遅らせる季節

梅雨の防災で意外と大きな壁になるのが、予定やスケジュールです。仕事、学校、行事、約束。被災現場では「今日は外せない」「もう少し様子を見てから」という判断が重なり、避難が遅れるケースを多く見てきました。防災×梅雨は、予定に縛られやすい季節です。


■① 梅雨は中止判断が難しい

雨が続く梅雨は、「今日はたまたま強いだけ」と判断しがちです。予定を変更する心理的ハードルが高くなります。


■② 「ここまで来たから」が危険

通勤途中、外出先、イベント直前。「もう少しで終わる」という気持ちが、引き返す判断を鈍らせます。


■③ 予定優先が正常性バイアスを強める

予定を守ろうとするほど、「大丈夫なはず」という思い込みが強くなります。梅雨はこの心理が最も働きやすい季節です。


■④ 梅雨は帰宅困難になりやすい

道路冠水、交通規制で移動が一気に止まります。予定を優先した結果、帰れなくなるケースが発生します。


■⑤ 子どもの予定が判断を縛る

学校行事や習い事を理由に、避難や早退をためらう場面があります。判断が遅れると、迎えにも行けなくなります。


■⑥ 予定変更への罪悪感が行動を止める

「迷惑をかける」「評価が下がる」という不安が、危険回避より優先されてしまいます。


■⑦ 梅雨は予定を「仮決め」にする

最初から中止・変更を前提にした予定にすることで、判断は一気に早くなります。余白が命を守ります。


■⑧ 防災は予定より優先順位が高い

予定はやり直せますが、命は取り戻せません。梅雨は優先順位を入れ替える勇気が必要です。


■まとめ|梅雨の防災は予定を疑うことから始まる

梅雨は、予定を守ろうとする人ほど危険に近づきます。柔軟さが最大の防災になります。

結論:
防災×梅雨では、「予定を守る」より「命を守る」判断が最優先です。
防災士として現場を見てきましたが、予定を早めに切り上げた人ほど被害を避けられていました。梅雨の防災は、スケジュールに余白を持たせることが最も確実な備えです。

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