梅雨の防災で最も多い失敗が、「外は危ないから家にいよう」という判断です。実際の被災現場では、この判断が結果的に逃げ遅れにつながるケースを数多く見てきました。防災×梅雨は、「家=安全」という思い込みを疑うところから始まります。
■① 梅雨は家の中から被害が始まる
床下浸水、雨漏り、排水逆流。梅雨の被害は屋外より先に、家の内部から進行することがあります。
■② 雨が強いほど外に出たくなくなる
大雨の音と視界不良が、「今は動かない方がいい」という心理を強めます。この心理が初動を遅らせます。
■③ 「もう少し様子を見る」が致命的になる
梅雨は状況が一気に悪化します。数十分の判断遅れで、玄関や道路が使えなくなります。
■④ 家にいると危険の変化に気づきにくい
屋内では水位、地盤、周囲の変化が見えません。気づいた時には避難経路が失われていることがあります。
■⑤ 逃げる準備が後回しになる
「どうせ家にいるから」と準備を怠ると、いざという時に動けません。梅雨は準備不足が直撃します。
■⑥ 上階避難という誤解
浸水時に上階へ行けば安心と思われがちですが、長時間孤立するリスクがあります。救助が遅れる可能性もあります。
■⑦ 夜になると判断力が落ちる
梅雨の大雨は夜にピークを迎えやすく、疲労と眠気が判断をさらに鈍らせます。
■⑧ 梅雨は「家から出る前提」で考える
安全なうちに動く。これが梅雨の最大の防災行動です。家にとどまる判断こそ慎重であるべきです。
■まとめ|梅雨の防災は家を疑うことから
家は避難所ではありません。状況次第で最も危険な場所になります。
結論:
防災×梅雨では、「家にいる判断」を最後まで疑うことが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、早めに家を離れた人ほど安全に避難できていました。梅雨の防災は、動かない勇気ではなく、早く動く決断がすべてです。

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