梅雨の防災で見落とされがちなのが、視界の問題です。雨、湿気、曇り、暗さが重なることで、見えているつもりでも判断材料が欠けていきます。被災現場では、この視界低下が初動を遅らせる原因になっていました。防災×梅雨は、目が頼れなくなる季節です。
■① 梅雨は視界が常に悪い前提になる
雨粒、霧、薄暗さで遠くが見えません。状況把握に時間がかかり、判断が後手に回ります。
■② 眼鏡の曇りが行動を止める
湿気で眼鏡が曇ると、足元確認や周囲把握が遅れます。見えない不安が移動をためらわせます。
■③ コンタクトはトラブルの元になる
雨やゴミが入りやすく、目の違和感が集中力を奪います。違和感は判断力を確実に下げます。
■④ 夜の雨は「見えない危険」を増やす
水たまりの深さ、側溝、段差が見えません。梅雨の夜間は視覚情報が大幅に欠落します。
■⑤ 見えないと人は動かなくなる
不確実な状況では、人は様子見を選びます。視界不良は正常性バイアスを強めます。
■⑥ 室内でも視界は悪化する
湿気で照明が暗く感じたり、結露で窓が曇ります。屋内でも状況判断が鈍ります。
■⑦ 視界不良は疲労を蓄積させる
目を凝らす状態が続くと、頭痛や疲労が起きます。疲労は行動をさらに遅らせます。
■⑧ 梅雨の防災は「見えない前提」で考える
見えなくても動ける判断基準と動線を持つことで、初動は早くなります。
■まとめ|梅雨の防災は目に頼らない発想が必要
見えにくい状況で、見えることを前提にすると判断は遅れます。梅雨は五感の使い方を変える季節です。
結論:
防災×梅雨では、「視界が悪い前提」で行動を決めることが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、視界不良を想定していた人ほど迷わず動けていました。梅雨の防災は、目に頼らない判断設計から始まります。

コメント