【防災士が解説】防災×梅雨|「段ボール・紙類」が危険を広げる盲点

梅雨の防災で見過ごされがちなのが、段ボールや紙類の存在です。被災現場では、湿気を含んだ紙が想定外の被害拡大を招いていました。防災×梅雨は、水や雨だけでなく「紙の管理」まで含めて考える必要があります。


■① 梅雨は紙が一気に水を吸う

段ボールや紙は、湿気と水分を急速に吸収します。床や玄関に置かれた紙類が、浸水を引き込む原因になります。


■② 濡れた段ボールは一気に重くなる

水を吸った段ボールは、持ち上げられないほど重くなります。移動や片付けが遅れ、避難動線を塞ぎます。


■③ 玄関・廊下の紙類が逃げ道を奪う

通販箱や書類の仮置きが、非常時には障害物になります。梅雨は紙が“壁”に変わります。


■④ カビの温床になりやすい

湿った紙はカビが急速に繁殖します。空気環境が悪化し、体調不良や集中力低下を招きます。


■⑤ 書類が濡れると判断が止まる

重要書類や思い出の品が濡れると、「守らなきゃ」という心理が働き、行動が遅れます。


■⑥ 段ボールは排水を妨げる

水に浮いた段ボールが排水口や側溝を塞ぎ、浸水を悪化させるケースがあります。被害が連鎖します。


■⑦ 梅雨は「仮置き」が一番危険

一時的に置いたつもりの紙類が、そのまま危険要因になります。梅雨は片付けの先送りが致命的です。


■⑧ 紙を減らすことが防災になる

紙類を床に置かない、早めに処分・収納するだけで、被害リスクは大きく下がります。


■まとめ|梅雨の防災は紙を制すること

段ボールや紙は便利ですが、梅雨では被害を増幅させます。管理できているかが差を生みます。

結論:
防災×梅雨では、段ボール・紙類を「置かない・溜めない」ことが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、紙類が少ない家ほど浸水被害が軽く、行動も早く取れていました。梅雨の防災は、水対策と同じ優先度で「紙を減らす」ことが重要です。

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