夏の防災で軽視されがちなのが、睡眠不足です。被災現場では、前日から続く寝不足が判断力と体力を確実に削り、避難や対応の遅れにつながっていました。防災×夏は、災害が起きる前夜から始まっています。
■① 夏は慢性的に眠れない
熱帯夜で入眠が遅れ、浅い睡眠が続きます。本人は慣れたつもりでも、回復はできていません。
■② 寝不足は判断速度を落とす
反応が遅れ、決断に迷いが出ます。正しい情報があっても、行動に移るまで時間がかかります。
■③ イライラが判断を歪める
睡眠不足は感情のコントロールを難しくします。焦りや苛立ちが、誤った選択を招きます。
■④ 暑さで「仮眠」が取れない
日中に体力回復を図ろうとしても、室温上昇で休めません。消耗が蓄積します。
■⑤ 夜間対応が最も危険になる
夏の災害は夜に重なりやすく、寝不足のピークで対応を迫られます。事故リスクが高まります。
■⑥ 子ども・高齢者ほど影響が大きい
睡眠の質が体調に直結しやすく、回復が遅れます。周囲が気づきにくい点が問題です。
■⑦ 冷房の使い方が睡眠を左右する
我慢や過冷却は、どちらも睡眠の質を下げます。適切な設定が必要です。
■⑧ 夏の防災は「眠れているか」を点検する
眠れていない日は、行動基準を下げ、早めに動く。これが最も安全です。
■まとめ|夏の防災は前夜の準備で決まる
寝不足は静かに進み、突然判断を壊します。夏はここから崩れます。
結論:
防災×夏では、「しっかり眠れているか」を行動判断の前提条件にすることが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、睡眠が取れていた人ほど冷静で初動が早い傾向がありました。夏の防災は、水分や冷房だけでなく「睡眠の質を守ること」まで含めて完成します。

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