夏の防災で見落とされがちなのが、塩サウナ後の状態です。被災現場では「塩を使ったから大丈夫」という安心感が先行し、実際には脱水や判断低下が進んでいたケースを見てきました。防災×夏は、塩サウナ後こそ慎重さが求められます。
■① 塩を使っても水分は失われる
塩サウナは発汗を促進します。電解質を補ったつもりでも、水分そのものは大量に失われています。
■② 肌のスッキリ感が回復と錯覚させる
塩の刺激で爽快感が強まり、「整った」と感じやすくなります。しかし体力や判断力が戻ったサインではありません。
■③ 発汗量が想定以上に増える
塩の浸透圧作用で汗は止まりにくくなります。夏は外気温も高く、消耗が長引きます。
■④ のどの渇きが遅れて出る
塩分摂取で口渇感が一時的に鈍り、脱水に気づくのが遅れます。自覚症状に頼るのは危険です。
■⑤ 皮膚刺激が体力低下を隠す
ヒリヒリ感や温感に注意が向き、立ちくらみや集中力低下に気づきにくくなります。
■⑥ 夏は塩分過多になりやすい
食事や飲料ですでに塩分を摂っている場合、追加の塩が体調不良を招くことがあります。
■⑦ 災害対応に不向きな状態になる
発汗後は反応が遅れ、移動や判断を誤りやすくなります。非常時の初動に不利です。
■⑧ 夏の防災は塩サウナ後を「休止時間」にする
塩サウナ後は十分な水分補給と休息を取り、すぐに動かない。これが最も安全です。
■まとめ|塩サウナ後の「大丈夫」は要注意
塩を使っていても、体は確実に消耗しています。安心感が判断を鈍らせます。
結論:
防災×夏では、「塩サウナ後は回復していない前提」で行動を控えることが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、発汗後の過信が初動遅れにつながる例を多く見てきました。夏の防災は、水分や冷房だけでなく「塩サウナ後の休み方」まで含めて完成します。

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