夏の防災で意外と見落とされがちなのが、カビの影響です。被災現場では、湿度の高い環境や水害後の室内でカビが発生し、呼吸器症状や体調不良を引き起こし、避難や初動行動が遅れるケースを多く見てきました。防災×夏は、目に見えないリスクにも注意が必要です。
■① 高温多湿でカビは急速に繁殖
梅雨や夏の蒸し暑さで、壁や床、押入れなどにカビが発生しやすくなります。見えない部分にも潜んでいます。
■② 呼吸器症状やアレルギーを引き起こす
カビの胞子で咳やくしゃみ、鼻水、目のかゆみが出ることがあります。体力や判断力が低下する原因です。
■③ 水害後の住宅で特に注意
浸水や雨漏り後は、カビの繁殖が早く、避難後も健康リスクが残ります。対応を怠ると症状が悪化します。
■④ 子どもや高齢者ほど影響が大きい
免疫が弱い層は症状が重くなりやすく、避難行動や判断力に直接影響します。
■⑤ カビによる心理的ストレス
不快な臭いや見た目も心理的負担となり、避難や初動行動をためらう要因になります。
■⑥ 清掃や換気の遅れがリスクを増大
被災後の換気不足や清掃の遅れでカビが繁殖し、体調悪化を招きやすくなります。
■⑦ マスクや換気で予防可能
被災時はマスクの着用やこまめな換気でカビの吸入を減らし、健康被害を抑えることができます。
■⑧ 夏の防災は「カビリスクを把握する」
目に見えないリスクを認識し、清掃・換気・予防策を行うことで、体調維持と判断力を守れます。
■まとめ|カビも命を左右する要素
小さなカビでも、健康被害が避難や行動の遅れにつながります。夏は軽視できません。
結論:
防災×夏では、「カビの発生を防ぎ、吸入リスクを減らす」ことが体力と判断力を守る行動につながります。
防災士として現場を見てきましたが、カビ対策を徹底していた家庭ほど健康を維持し、冷静に避難行動ができていました。夏の防災は、水分や休息だけでなく「カビリスク管理」まで含めて完成します。

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