災害時の食料備蓄に欠かせないのが「保存缶詰」。
缶詰は長期保存ができ、開ければすぐ食べられるため、
水・ガス・電気が止まる非常時に圧倒的な安心感を与えてくれます。
今回は、防災士の視点から“本当に役立つ”保存缶詰を10選に絞って紹介します。
■ 保存缶詰の選び方のポイント
● 賞味期限が長い(5〜7年)
● 開けてすぐ食べられる
● 子ども・高齢者でも食べやすい
● たんぱく質・炭水化物を補える
● ストレス下でも食べやすい味
この5つを満たす缶詰は、災害時に強力な食支えになります。
■ 防災士が教える「保存缶詰おすすめ10選」
① こてんぐ おでん缶
牛すじ・大根入りで温かいおかずとして最強。
非常時に“ほっとする味”があるだけで精神的な支えになります。
② おでん缶バリエーションセット
複数の味が入っており、家族で食べ分けやすい。
飽き防止にも優れ、避難所でも人気。
③ STOCK CAN ニシンのアヒージョ
油分とたんぱく質がしっかり取れ、満足度が高い魚介缶。
パンやクラッカーと相性抜群。
④ サンヨー おかず缶セット(36缶)
肉・魚・野菜のセットで「とりあえずこれで安心」レベル。
家族世帯の備蓄に最適。
⑤ Komachi Foods 非常食缶セット
高品質な国内ブランド。
“ちゃんとした食事”感が強いので、災害生活の質を大きく上げてくれる。
⑥ 非常食クラッカー缶
軽くて携帯しやすく、持ち出し袋にも入れやすい。
腹持ちもよく、子どもが食べやすいのも魅力。
⑦ NEXT DECADE 長期保存缶(3日分)
長期保存と「バランス」が売りのセット。
非常食を初めて揃える家庭に最適。
⑧ STOCK CAN 魚介バリエーション
魚介系は疲れたときに食べやすく、栄養価も高い。
災害時こそ“海のたんぱく質”が力になります。
⑨ サンヨー ごはん缶(5種)
白飯・五目ごはん・おこわなどが長期保存できる米缶。
「おかずだけ」にならないため必須レベル。
⑩ 国産米 缶詰セット(非常食用)
安心と安定の米缶。
アルファ米より“食感が良い”と評判で、年配の方にも向いています。
■ 家族で備える量の目安
● 1人あたり:缶詰 5〜10個目安
● 家族4人なら:20〜40個が理想
● 主食(ごはん缶)+おかず(肉・魚)でバランスよく揃える
■ 缶詰備蓄で絶対に覚えておきたいこと
● 棚の下段に置く(落下防止)
● ローリングストックする
● 好きな味を選ぶこと(嫌いな食事は非常時に食べにくい)
● 温めなくても食べられるものを優先
缶詰は“食べられればいい”ではなく、
“食べやすさ・満足度・回復力”が重要です。
■ まとめ
保存缶詰は、
● 長期保存できる
● 開ければすぐ食べられる
● 栄養バランスが良い
● 災害で疲れた心を支える
という理由から、防災備蓄に欠かせない存在です。
今回紹介した10選を揃えておけば、
大規模災害時でも“安心して耐えられる備蓄”が整います。
家庭の防災力アップのために、今日からぜひ準備を始めてください。

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