【元消防職員・防災士が解説】防災×自律型避難の維持管理|「何もしない期間」をどう作るかが継続を決める

自律型避難は、
一度完成させれば終わりではありません。
しかし同時に、
毎日意識し続ける必要もありません。

実は、
防災が長続きする家庭ほど、
「何もしない期間」を上手に作っています。


■① 続かない防災の正体は「やり過ぎ」

防災が続かなくなる原因の多くは、

・頻繁な見直し
・完璧を目指す
・イベント化しすぎる

です。

結果として、

「また今度でいいか」
と、手を付けなくなります。


■② 自律型避難は「放置できる設計」が理想

本当に強い防災は、

・触らなくても
・思い出さなくても

いざという時に動ける
状態です。

避難服・持ち出し袋・一文ルールは、
放置しても機能するように設計してください。


■③ 触るのは「年に2回」で十分

おすすめの点検頻度は、

・衣替えのタイミング
・防災の日

この年2回だけ。

確認するのは、

・サイズが合っているか
・破れていないか
・ウエットティッシュが乾いていないか

10分で終わる範囲
に抑えるのがコツです。


■④ 日常に溶け込ませると忘れない

防災を特別にしない方法として、

・古くなった下着を避難用へ
・衣替えのついでに入れ替え
・買い足しは日用品と一緒

この流れを作ると、
防災は「生活の延長」になります。


■⑤ 子どもの成長は「自然更新」で対応

子どもがいる家庭では、

・サイズアウト
・好みの変化

が起きます。

この場合も、

「新しく買う」
ではなく、
「普段着を回す」
だけで十分です。

防災のために、
特別な買い物は不要です。


■⑥ 一文ルールは「見えなくなったら成功」

玄関に貼った一文ルールは、

・毎日意識しない
・気にならなくなる

状態が理想です。

それでも、
災害時には必ず目に入ります。

普段は存在感ゼロ、非常時に最大効果
これが正解です。


■⑦ 何もしない期間が「判断力」を守る

常に防災を意識していると、

・疲れる
・慣れて軽視する

という逆効果が起きます。

だからこそ、

・思い出さない期間
・触らない期間

を意図的に作ることが、
判断力を保つ秘訣です。


■⑧ まとめ|自律型避難は「静かに続く防災」

自律型避難は、

・気合
・努力
・継続的な意識

を必要としません。

・放置できる
・忘れていられる
・それでも動ける

この状態を作ることがゴールです。

避難服を整え、
一文を貼り、
年2回だけ確認する。

それ以外は、
何もしなくていい。

それが、最も長く続く自律型避難です。

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