自律型避難が機能したかどうかは、
外に出られた瞬間では決まりません。
本当の分かれ目は、
その後の48時間をどう過ごせたかです。
■① 災害当日の48時間が最も脆い
発災直後から2日間は、
・情報が錯綜する
・支援はまだ来ない
・疲労が一気に出る
最も判断力が落ちる時間帯です。
ここをどう過ごすかで、
被災後の生活の質が決まります。
■② 自律型避難は「48時間を穏やかにする設計」
自律型避難は、
逃げるためだけの仕組みではありません。
・避難服で体調を保つ
・体拭きで不快を減らす
・迷いを減らして消耗を防ぐ
これらはすべて、
48時間を穏やかに乗り切るため
に用意されています。
■③ 最初の48時間は「頑張らない」が正解
多くの人がやってしまうのが、
・情報を追い続ける
・周囲を気にしすぎる
・役に立とうと無理をする
しかしこの期間は、
体力と判断力を温存する
ことが最優先です。
助けるのは、
余力が戻ってからでいい。
■④ 避難服が守るのは「体温」より「気力」
避難服の本当の役割は、
・寒さ対策
だけでなく、
・気力の維持
です。
・着替えられた
・清潔を保てた
この小さな達成感が、
48時間を折らずに過ごす力になります。
■⑤ 情報は「決まった時間」だけ見る
48時間の情報収集ルールは、
これだけで十分です。
・朝
・夕方
それ以外は、
見なくていい。
情報過多は、
不安と疲労を増やすだけです。
■⑥ 子どもには「いつも通り」を見せる
この48時間で大切なのは、
・特別扱いしない
・怖がらせない
・騒がない
大人が落ち着いているだけで、
子どもは驚くほど安定します。
■⑦ 48時間を越えたら、防災は次の段階へ
2日を越えたら、
・生活再建
・支援活用
・情報整理
次のフェーズに移ります。
自律型避難は、
最初の混乱期を安全に越えるための防災
です。
■⑧ まとめ|自律型避難は「初動48時間を守る技術」
自律型避難の本当の価値は、
・逃げられたか
ではなく、
・折れずに48時間を過ごせたか
にあります。
迷わず動き、
無理をせず、
静かに過ごす。
その積み重ねが、
その後の人生を守ります。
防災とは、
一瞬の勇気ではなく、
48時間を静かに耐え抜く設計。
それを可能にするのが、
自律型避難なのです。

コメント