【防災士が解説】「軍手 × 防災」── 100円で買えるのに“災害では命を救う”最強の作業用アイテム

軍手はただの作業手袋ではありません。
防災の視点では、
がれき・ガラス・熱・泥・荷物の運搬
あらゆる場面で活躍する“命を守る装備”です。

値段は安い。軽い。家に必ずある。
なのに、災害時の役割はとてつもなく大きい。


■ なぜ軍手は防災で超重要なのか

災害時の環境は、手にとって非常に危険。

● ガラス片
● 金属破片
● 土砂・泥
● 倒れた家具
● ドア・窓の破損部
● 荷物の運搬

素手で触れば、確実にケガをする。

軍手はその“第一防御”になる。


■ 軍手の強さ①

がれきの片付けに最適

軍手は“滑りにくい”。
これが災害現場では圧倒的に強い。

● 木材
● ブロック
● 家具破片
● コンテナ
● 重い物の持ち上げ

掴みやすさがケガを防ぐ。


■ 軍手の強さ②

指先の保護と軽さのバランスが最強

革手袋ほど硬くなく、
ゴム手袋ほど薄すぎない。

● 素早い作業
● 小回り
● 物を掴む力
● 汗で滑らない

防災で“ちょうどいい手袋”。


■ 軍手の強さ③

コスパ最強(家族全員分揃えられる)

1双100円〜200円。
避難リュック・車・職場に複数入れても負担ゼロ。


■ 軍手の防災での使い道 BEST10


① がれきの除去

② 瓦礫下の救助

③ 荷物運搬

④ ドア・窓の固定

⑤ ロープ操作

⑥ 濡れたものの回収

⑦ 停電時の片付け

⑧ 冬の手の保温

⑨ 子どもの避難サポート

⑩ ボランティア活動で使用

実際の災害では、ほぼ100%出番がある。


■ 軍手 × 子ども防災

子どもは手が小さく、すぐにケガをする。

● 子どもサイズの軍手を必ず準備
● 登校中の地震にも使える
● 避難訓練でつけるだけで安全性UP

家族の人数分が必須。


■ 軍手 × 高齢者防災

高齢者は…

● 握力が弱い
● 皮膚が薄い
● 冷えに弱い

軍手があるだけで
“滑り防止・保温”となり、行動が安全になる。


■ 軍手の“防災テクニック”


● 軍手の上から“ゴム手袋”

→ 防水・衛生作業に最強。


● 軍手の上から“革手袋”

→ 重作業・がれき撤去が安全に。


● 2枚重ね

→ ガラス片対策として非常に強力。


● リュックの一番上に入れる

すぐ取り出せないと意味がない。


■ 軍手は“避難所で超使われる”アイテム

避難所の立ち上げ作業では…

● 椅子・机の設置
● ダンボールベッドの組立て
● 物資の運搬
● ゴミ処理
● 清掃

全員が軍手を使う。


■ ボランティア活動では必須

災害ボランティアの必需品が軍手。
理由は…

● 家財撤去
● 泥出し
● 土のう作り
● 物資運搬

軍手なしでは作業できないレベル。


■ 軍手は“自宅・車・職場”の3か所に置いておくべき

● 家:地震・停電対応
● 車:豪雨・土砂・故障対応
● 職場:通勤中の災害対策

どこでもすぐ使える環境作りが大切。


■ まとめ

軍手 × 防災 は、最も手軽で最も効果が大きい備え。

  1. がれき・ガラスから手を守る
  2. 軍手1つで避難行動が安全になる
  3. 100円で家族全員分そろえられる
  4. 子ども・高齢者の安全性がUP
  5. ゴム手袋・革手袋と組み合わせると最強
  6. 避難所・ボランティアでも大活躍

軍手は“防災のスタメン”。
非常持ち出し袋に必ず1双入れてください。

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