軍手は、普段は作業用の手袋として使われていますが、
防災の世界では
「手を守る」「ケガを防ぐ」「作業効率を上げる」
すべての場面で欠かせない“命を守る装備”です。
地震・火災・台風・豪雨…どの災害でも必須。
防災士としても、防災リュックに絶対入れるべきアイテムTOP3 に入ります。
■ 軍手が防災で必須の理由
● ガラス片・瓦礫から手を守る
● 重い荷物を持つときに滑りにくい
● ロープ・ハシゴで手が痛くならない
● 家具移動や片付けが安全にできる
● 冬の避難で“手の保温”にもなる
災害直後のケガの多くは“手”に集中します。
軍手ひとつでケガを防ぐ確率が大幅に下がります。
■ 軍手 × 防災の使い道 BEST20
① ガラス片の除去
家の中の破片を素手で触るのは危険。軍手は必須。
② 家具の移動
滑りにくく、手の痛みを軽減。
③ 遺留品の片付け
細かい破片・金属片から手を守る。
④ 避難経路の確保
瓦礫を片付けながら進むときに必須。
⑤ 重い荷物の運搬
水や食料、段ボールの持ち運びに。
⑥ ロープ・ハシゴを使う場面
素手だと怪我する危険が高い。
⑦ 断水時の掃除
濡れた場所や泥水の片付けに。
⑧ 避難所の設営サポート
椅子並べ・仕切り作り・段ボールベッドの組立などに便利。
⑨ 炊き出しの準備
火傷防止・食材運搬に役立つ。
⑩ 冬の保温
手先の冷えは体力低下の原因。軍手は簡易手袋。
⑪ 簡易ミトン代わり
鍋の持ち上げで利用(耐熱性には注意)。
⑫ 車の非常用装備
タイヤチェーン取付・車外作業などで必須。
⑬ ゴミ袋を運ぶときのケガ防止
袋の角で手が切れやすいため。
⑭ ペットの世話
避難先での清掃や持ち運びに。
⑮ 倉庫・納屋の片付け
クモの巣・ホコリ・金属片から手を守る。
⑯ 釘・木材の回収
台風後の屋外片付けの代表的な危険。
⑰ 水害後の泥かき
素手で泥を扱うと怪我・感染症のリスクが高い。
⑱ 火災現場周辺の熱対策
完全な防火手袋ではないが、簡易的に熱を遮れる。
⑲ 災害ボランティア活動
必須装備。軍手なしは危険。
⑳ 子どもの避難時の牽引
軍手があると滑りにくい。
■ 軍手の“性能で差が出るポイント”
● 滑り止め付き(ドットタイプ)
荷物運び・片付けで圧倒的に便利。
● 厚手タイプ
ガラス片・瓦礫からより保護できる。
● 綿100%
通気性が良く、蒸れにくい。
● 作業用グローブ(防刃・耐摩耗)も併用
より危険度の高い現場で有効。
■ 防災リュックには“2組入れる”のが最適
● 1組:外作業用(片付け・撤去)
● 1組:避難所用(衛生・運搬)
汚れ・破れに備えて予備が必要。
■ 軍手 × 他の防災グッズの最強コンボ
● 軍手 × マスク → 粉じん&ガラス作業に強い
● 軍手 × タオル → 熱い物の持ち上げが安全
● 軍手 × ライト → 片付け作業の効率アップ
● 軍手 × 長靴 → 水害の片付けで最強
■ 注意点(防災士として)
● 完全な防刃ではない
● 火の近くでは溶ける
● 水に浸かると滑りやすくなる
● 長時間使用で破れやすい
● 作業用革手袋と併用が理想
■ まとめ
軍手 × 防災 は、災害直後のケガを防ぎ、片付け・運搬・避難をスムーズにする“最重要の保護具”。
- ガラス片・瓦礫・粗大物から手を守る
- 避難・片付け・炊き出し・ボランティアで大活躍
- 滑り止め付き・厚手タイプが最適
- 防災リュックには2組入れると完璧
- 他の防災アイテムと組み合わせると更に強力
軍手は“ケガを防ぐ命の道具”。
防災を語るなら、絶対に外せない必需品です。

コメント