フェーズ3を越えると、
防災は終わったように見えます。
しかし現場では、
ここからが一番長い戦いでした。
フェーズ4は、
壊れずに続けるための防災です。
■① フェーズ4とは何か
フェーズ4とは、
・被災後 数週間〜数か月
・生活再建が始まり
・日常が戻りきらない段階
です。
このフェーズの目的は、
消耗しきらないことです。
■② フェーズ4で起きる「見えない疲労」
この段階で増えるのは、
・終わりの見えない不安
・小さな不便の積み重ね
・周囲との温度差
です。
緊急性は低く見えますが、
確実に心と体を削っていきます。
■③ 防災士から見て多かった崩れ方
現場で多かったのは、
・突然動けなくなる
・やる気が出ない
・小さなことで折れる
という変化です。
これは怠けではなく、
長期消耗の結果でした。
■④ フェーズ4は「我慢が裏目に出る」
このフェーズで危険なのは、
・ここまで頑張った
・今さら弱音を吐けない
・自分が踏ん張ればいい
という思考です。
我慢は美徳ではなく、
崩壊を遅らせるだけになります。
■⑤ 行政支援の空白が生まれる時期
フェーズ4では、
・緊急支援は終了
・注目も減る
・個人対応が増える
状態になります。
制度はあっても、
使い切る体力と判断力が必要になります。
■⑥ 壊れない避難生活という考え方
フェーズ4で重要なのは、
・完璧を目指さない
・不便をゼロにしない
・回復できる余白を残す
ことです。
壊れない避難生活とは、
頑張らなくていい設計です。
■⑦ 避難服はフェーズ4でも役割を持つ
避難服は、
・初期だけの装備
ではありません。
・生活の切り替え
・気持ちの立て直し
・自分を整える合図
として、長期戦でも効き続けます。
■⑧ フェーズ4を越える人の共通点
フェーズ4を越えられた人は、
・無理をしない
・頼ることを許す
・やらなくていいことを削る
判断ができていました。
続ける力は、
頑張る力ではありません。
■まとめ|フェーズ4は「壊れない設計」がすべて
防災は、最後まで立っていられるかが重要です。
結論:
防災の観点では、フェーズ4は「我慢せず、消耗しきらず、壊れない状態で生活を続ける」ための段階であり、壊れない設計こそが長期戦を生き抜く防災となる。
防災士として現場を見てきた中で、
フェーズ4を穏やかに越えた人ほど、人生を静かに取り戻していました。
防災は、最後まで壊れないことがゴールです。

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