【防災士が解説】防災×家庭でできる燃料備蓄⑩|電気(蓄電池・バッテリー)という“静かに効く生命線”

家庭でできる燃料備蓄を整理すると、
最後に必ず行き着くのが電気の確保です。

派手ではありませんが、
情報・連絡・判断を支える“静かな生命線”になります。


■① 電気は「見えない燃料」

電気は、

・火のように見えない
・量が実感しにくい

しかし災害時には、

・情報収集
・家族との連絡
・照明
・医療機器

など、判断と安心を支える燃料です。


■② 災害時に電気が切れると何が起きるか

停電が続くと、

・情報が入らない
・連絡が取れない
・夜が怖くなる
・判断力が落ちる

という連鎖が起きます。

電気は、
生活の質よりも先に“判断力”に影響する燃料です。


■③ 家庭で備えやすい電気の形

現実的な選択肢は次の3つです。

・モバイルバッテリー
・ポータブル電源
・乾電池(単三・単四)

特別な設備がなくても、
段階的に備えられるのが電気の強みです。


■④ どれくらい備えればいいのか

最低限の目安。

・モバイルバッテリー:家族分+予備
・ポータブル電源:1台(スマホ数日分)
・乾電池:普段使い+α

「完璧」よりも、
切らさない設計が重要です。


■⑤ 電気は“長期戦”で差が出る

災害が長期化すると、

・充電できない
・使い切って終わる

という家庭が増えます。

そのため、

・太陽光充電
・車からの充電
・発電機との併用

など、
補給ルートを複数持つことが長期戦対策になります。


■⑥ 注意点(過信しない)

電気備蓄の落とし穴。

・容量は思ったより早く減る
・寒さで性能が落ちる
・使い道が多すぎる

「電気がある=安心」ではありません。
使い道を決めておくことが大切です。


■⑦ 他燃料との役割分担

電気は単独で考えません。

・電気:情報・判断
・ガス:調理
・灯油:暖房
・炭・薪:最終ライン

役割を分けることで、無駄な消耗を防ぎます。


■⑧ 電気は「心を保つ燃料」

電気があると、

・夜に灯りがつく
・情報が確認できる
・連絡が取れる

この安心感が、
人を壊さない力になります。


■まとめ|電気は“判断を支える備蓄”

電気は、
生きるための燃料であり、
考えるための燃料でもあります。

結論:

家庭でできる燃料備蓄には、 必ず「電気の確保」を組み込む。

それは、
長期戦を冷静に戦うための基本です。

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