こんにちは。
防災士として地方自治体の防災に携わる立場から、今日は
「正月明けに増える救急事案と、その予防方法」
についてまとめました。
実は、三が日が終わった直後の1月4日〜6日ごろは
年間を通しても体調不良・救急搬送が増えやすい時期です。
なぜかというと…
✅ 暴飲暴食の影響
✅ 睡眠リズムの乱れ
✅ 生活習慣の崩れ
✅ 乾燥と気温差
✅ 高齢者の転倒・体調急変
この“油断期間”にトラブルが起きやすくなります。
家族で共有できる予防策を、分かりやすく解説します。
◆ ① 胃腸トラブル・嘔吐・食べ過ぎ
年末年始は
・ご馳走
・おせち
・お酒
・深夜の食事
・お菓子
が重なり、胃腸に強い負担がかかります。
✅ 食後すぐに横にならない
✅ 消化に良いものを選ぶ
✅ 白湯・スポーツドリンクで水分補給
✅ 高齢者や子どもは特に注意
✅ 下痢止めだけに頼らず、脱水に気をつける
「食べる量」ではなく
「消化できる量」で調整すると、体がラクになります。
◆ ② 飲酒後の体調急変・転倒
正月は家の中での転倒事故が大幅に増える時期です。
✅ 酔った状態で階段に行かない
✅ ストーブやヒーターに近づかない
✅ 深夜の入浴を避ける
✅ 酔って眠る人は“横向き”に寝かせる
「大丈夫だろう」は危険。
家庭内の事故は、油断した瞬間に起きます。
◆ ③ 心筋梗塞・脳卒中リスクが上がる時期
寒さと生活リズムの乱れで血圧が変動します。
✅ 寒い廊下・脱衣所の温度差をなくす
✅ いきなり熱い風呂に入らない
✅ こたつで寝落ちしない
✅ 朝いちの外出は防寒をしっかり
「いつも通り」で過ごすだけでも予防になります。
◆ ④ 高齢者の転倒・骨折・脱水
高齢者は、トイレ・キッチン・玄関で転倒しやすい季節。
✅ スリッパの裏が滑らないか
✅ カーペットがめくれていないか
✅ 無理な姿勢で掃除しない
✅ 乾燥で脱水になりやすいので水分をこまめに
転倒は、骨折・入院・寝たきりにつながる怖い事故です。
◆ ⑤ 冬に多い子どもの事故
✅ 熱い飲み物をテーブル端に置かない
✅ 石油ストーブやヒーターに近づかせない
✅ おせち料理の串や飾りに注意
✅ 乳幼児の誤飲(ボタン電池・飾り物)
「ちょっとだけ」が一番危ないタイミング。
◆ 家族でできる“たった5つの安全チェック”
✔ 水分をしっかり取る
✔ 酔ったあとにお風呂へ入らない
✔ 横向きで寝かせる
✔ ヒーター・ストーブ周りを片付ける
✔ 階段と玄関は明るい照明に
この5つだけで、救急トラブルは大きく減らせます。
◆ 最後に(読者への一言)
正月は楽しい時間が多い反面、気が緩む時期でもあります。
家庭で少し声を掛け合うだけで、守れる命があります。
「ちょっと気をつけようか」
その一言が、家族の安全につながります。
質問や「うちの家族の場合はどうしたらいい?」などがあれば、
コメントでお気軽にどうぞ。
(防災士/地方自治体の防災担当職員/被災地派遣経験あり)

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