【防災士が解説】「サングラス × 防災」── 目を守ることは“命を守る”。災害時に必須のプロテクションアイテム

サングラスはファッション用品ではなく、
防災の視点では 「強い光・粉じん・風・紫外線」から目を守る大切な装備 です。

地震・台風・豪雨・火災現場・避難所の屋外移動など、
“目を守ること”がケガ防止・安全行動に直結します。


■ なぜサングラスが防災で必要なのか?

粉じん・砂・小石から目を守る
太陽光・強い反射光から視界を確保
風雨の目へのダメージを軽減
屋外移動の“安全な視界”を維持
目の疲労・頭痛を予防

避難行動で視界が奪われると、つまずき・転倒の確率が一気に上がります。
サングラスは“視界の安全装備”です。


■ サングラス × 防災の使い道 BEST15

(家庭にある一般的なアイテムと組み合わせた実践版)


① マスク × サングラス

→ 粉じん・煙・砂ぼこりの吸入と目の両方を守れる。


② 帽子 × サングラス

→ 直射日光を避けて、熱中症予防にも役立つ。


③ カッパ × サングラス

→ 雨の飛沫から目を保護し、視界が安定。


④ ヘルメット × サングラス

→ 落下物・粉じん災害で最強の目の保護。


⑤ タオル × サングラス

→ 汚れたレンズをすぐ拭ける(視界確保に重要)。


⑥ スマホ × サングラス

→ ギラつく画面を見やすくし、情報収集がスムーズ。


⑦ ゴーグルの代わり × サングラス

→ 風・砂・火山灰対策として使用可能。


⑧ 避難所の外作業 × サングラス

→ 外の光に慣らさず目を守れる。


⑨ 車中避難 × サングラス

→ 眩しい日差しを抑え、疲労軽減。


⑩ 自転車移動 × サングラス

→ 飛来物・虫・風から目を保護(危険回避に重要)。


⑪ アルミシート × サングラス

→ 反射光が眩しいときに視界を確保。


⑫ ランタン × サングラス

→ 夜間の強い光源から目の疲労を軽減。


⑬ 子どもの外遊び × サングラス

→ 粉じん・砂ぼこり・強い紫外線から守れる。


⑭ 火山灰 × サングラス

→ 災害時の微粒子から目を守る“簡易ゴーグル”。


⑮ ボランティア活動 × サングラス

→ 屋外作業の粉じん・泥はね対策に有効。


■ 備蓄の目安

● 大人用:1人1本
● 子ども用:軽量・壊れにくいものを1本
● 車載にも1本


■ 選ぶべきサングラス

UVカット99%以上
偏光レンズ(ギラつき抑える)
スポーツタイプ(フィット感が強い)
防塵・防風機能つきタイプ
レンズカラーは濃すぎないもの(避難時の安全性重視)

※オシャレよりも「視界の安全確保」を優先。


■ 注意点

● 濃すぎるレンズは夜間避難に不向き
● 傷がついたレンズは視界を悪化させる
● 火山灰のときは“レンズをこすらず洗う”
● 大雨の日は曇りやすいので注意


■ まとめ

サングラス × 防災 は、
“目に入る危険・眩しさ・粉じん・風”から身を守るプロテクション装備。

  1. 粉じん災害・土砂災害で視界を確保する
  2. 強烈な日差しでの疲労を防ぎ、熱中症予防にも◎
  3. 外での避難行動・車中泊・ボランティア作業で役立つ
  4. マスク・帽子・カッパと組み合わせると安全性UP
  5. 子どもにも必ず1本用意する価値あり

サングラスは、
“災害時の視界と安全を守る、見た目以上に重要な防災アイテム”です。

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