冬の災害で帰宅困難になったとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがコンビニです。しかし冬は、コンビニが“頼れない前提”で判断する必要があります。
■① 冬はコンビニが早く限界を迎える
停電、物流停止、来店集中が重なると、コンビニは短時間で機能不全に陥ります。暖房停止や商品枯渇は珍しくありません。
■② 屋内でも「居続けられない」現実
店内は狭く、長時間の滞在は難しい場合が多いです。安全配慮や営業継続の観点から、退店を求められるケースもあります。
■③ 現場で見た誤った期待
現場では、「とりあえずコンビニへ」で移動を重ね、体を冷やしてしまう人を多く見てきました。期待が外れた時の消耗は大きいです。
■④ コンビニは“補助的”に使う
飲料や簡単な補給、トイレ利用など、短時間・限定用途に留めるのが現実的です。滞在前提の判断は危険です。
■⑤ よくある誤解
「24時間営業だから安心」という考えは誤解です。冬の非常時は営業時間や提供内容が大きく変わります。
■⑥ 個人でできる現実的な代替判断
公的施設、オフィスビル、商業施設、駅構内など、広くて風を避けられる屋内を優先してください。複数候補を想定しておくと安全です。
■⑦ やらなくていい防災
コンビニを探して寒空を移動し続けることは不要です。見つからなければ引き返す勇気も必要です。
■⑧ 今日できる最小行動
今日できる行動は一つだけです。外出先周辺で「コンビニ以外の屋内」を一つ思い浮かべてください。
■まとめ|冬はコンビニ前提を捨てる
冬の帰宅困難では、コンビニは主軸に置かない判断が重要です。期待を下げることで、より安全な選択ができます。
結論:
冬の帰宅困難では、「コンビニに頼らない」前提が命を守ります。
防災士として現場を見てきた経験から言えるのは、コンビニ依存を避けられた人ほど、体力と判断力を保てていたということです。冬の防災は、頼り先の現実を知ることから始まります。

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