冬の早朝に起きる地震は、昼や夜よりも逃げ遅れ・判断ミスが起きやすい時間帯です。
その理由は、寒さと人の状態が最も悪く重なるからです。
■① 早朝は体も頭も完全に起きていない
冬の早朝は、体温が低く、筋肉も硬い状態です。
急に揺れを感じると、立ち上がるだけで転倒しやすくなります。
反射的に動くより、まず姿勢を低くする判断が重要です。
■② 室内が冷え切っている
暖房が切れている早朝は、室温が最も低い時間帯です。
寒さで動きが鈍り、
・布団から出られない
・厚着で足がもつれる
といった状況が起きやすくなります。
■③ 現場で多かった「早朝特有の危険行動」
防災士・元消防職員として多く見てきたのは、
・慌てて布団から飛び出す
・暖房をつけに行く
・外が気になって窓に近づく
早朝は、寒さが判断を狂わせる時間帯です。
■④ 早朝は外も危険が多い
冬の早朝は、
・路面凍結
・暗さ
・落雪
が重なり、屋外は非常に危険です。
揺れが収まっても、すぐ外に出る判断は慎重にすべきです。
■⑤ よくある誤解
「朝だからすぐ動ける」
これは誤解です。
冬の早朝は、一日の中で最も事故が起きやすい時間帯です。
■⑥ 命を守る現実的な行動順
冬の早朝地震では、
👉 布団の中で身を守る
👉 揺れが収まるまで動かない
👉 明かりを確保
👉 体を冷やさない
この順番が、命を守ります。
■⑦ やらなくていい防災
寒さに耐えきれず飛び起きる、暖房を優先する行動はやらなくていい防災です。
まずは安全確保が先です。
■⑧ 今日できる最小行動
今日できる行動は一つだけです。
早朝でもすぐ羽織れる上着を、寝室に置いておくこと。
■まとめ|冬の早朝は「動かない判断」が命を守る
冬の早朝地震では、素早く動くよりも、
体と判断が整うまで待つことが重要です。
結論:
冬の早朝地震では、「布団の中で身を守る判断」が命を守ります。
防災士として現場を見てきた経験から言えるのは、
早朝に無理をしなかった人ほど、怪我なく乗り切れていたということです。

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