冬の災害で避難所に入った直後、
多くの人が「想像と違った」と感じる瞬間があります。
最初に困るのは、物資不足よりも体と心が一気に冷えることです。
■① 入った瞬間から「寒い」
冬の避難所では、
・暖房がまだ入っていない
・人の出入りで冷気が入る
・建物自体が冷え切っている
ことが多く、入った瞬間に寒さを感じます。
この初動の冷えが、その後の体調に影響します。
■② 座る・横になる場所が冷たい
避難所に着いて最初に直面するのが、
・床が冷たい
・マットが薄い
・座布団が足りない
という現実です。
床からの冷えは、想像以上に体力を奪います。
■③ 何をしていいか分からない
到着直後は、
・案内が少ない
・情報が整理されていない
・次の行動が見えない
状態になりがちです。
寒さと不安が重なると、判断が止まります。
■④ トイレの場所・使い方が不安
冬の避難所では、
・トイレが遠い
・暗い
・寒い
という条件が重なります。
最初に場所や使い方が分からないと、
水分を控えてしまう人も出てきます。
■⑤ 荷物をどう置くかで迷う
・どこに置けばいいのか
・邪魔にならないか
・盗難は大丈夫か
こうした迷いが、最初のストレスになります。
落ち着く場所が決まらないと、心も落ち着きません。
■⑥ 体が冷え切る前に差がつく
助かった人の多くは、
・着替える
・上着を重ねる
・床対策をする
など、到着直後に体温対策をしています。
最初の30分が、その後を左右します。
■⑦ やらなくていい防災
・遠慮して我慢する
・周囲に合わせすぎる
・寒さを耐える
これらは、やらなくていい防災です。
■⑧ 今日できる最小行動
今日やることは一つ。
避難所に入ったら「まず体を温める」と決めておく。
これだけで、初動の混乱は大きく減ります。
■まとめ|冬の避難所は「最初の冷え」が一番つらい
冬の避難所で最初に困ることは、
物が足りないことではありません。
結論:
体が冷える前に動けるかどうか。
防災士としての現場経験でも、
最初に体温対策をした人ほど、
その後の避難生活を乗り切れていました。

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