冬の避難所では、
子どもが大人以上に強いストレスを受けています。
それは我慢が足りないからではなく、環境が子ども向けではないからです。
■① 寒さを言葉でうまく伝えられない
子どもは、
・寒い
・つらい
・不快
と感じていても、
それを適切な言葉で伝えられないことがあります。
結果として、我慢が続き体調を崩すケースが多くなります。
■② 体温が下がりやすい
子どもは、
・体が小さい
・筋肉量が少ない
ため、寒さの影響を受けやすく、
低体温に早く近づきやすい特徴があります。
■③ 床の冷えが直撃する
避難所では、
・床に座る
・床で寝る
時間が長くなります。
子どもは大人より床との距離が近く、
冷えを直接受けてしまうのが大きな問題です。
■④ 生活リズムが一気に崩れる
避難所生活では、
・遊べない
・走れない
・自由に動けない
状態が続きます。
この環境は、子どもにとって大きなストレスになります。
■⑤ 睡眠不足が情緒不安定を招く
寒さ・音・明かりにより、
子どもは眠りが浅くなりがちです。
睡眠不足は、
・泣きやすくなる
・怒りやすくなる
といった変化として表れます。
■⑥ 親の不安を敏感に感じ取る
子どもは、
・親の表情
・声のトーン
から不安を読み取ります。
親が無理をしていると、
子どもの不安も増幅します。
■⑦ 「わがまま」と誤解されやすい
寒さや不快感からの行動が、
・落ち着かない
・騒ぐ
・甘える
として現れ、
「わがまま」と受け取られがちです。
しかし実際は、限界のサインです。
■⑧ やらなくていい防災
・静かにさせようと叱る
・我慢させ続ける
・大人と同じ対応をする
これらは、やらなくていい防災です。
■⑨ 今日できる最小行動
今日やることは一つ。
子どもは「寒い」「つらい」と感じている前提で行動する。
それだけで、守れる命があります。
■まとめ|子どもが辛いのは「環境を選べない」から
冬の避難所で子どもが辛いのは、
弱いからではありません。
結論:
寒さ・不自由・不安を自分で調整できないから。
防災士としての現場経験からも、
子どもの不調に早く気づいた家庭ほど、
避難生活を安定させることができていました。

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