【防災士が解説】「スリッパ × 防災」── 家庭に必ずある一足が“災害時のケガを防ぐ最強アイテム”になる

スリッパは、
普段は「室内用の履き物」というイメージですが、
防災の視点では “災害直後のケガを最も減らすアイテム” です。

地震や爆風、落下物などで床に散らばるのは
ガラス・陶器・金属片。

ここを素足で歩くのは非常に危険です。

スリッパは、その危険を大幅に軽減する
“すぐ履ける安全装備” になります。


■ なぜスリッパが防災で重要なのか?

割れたガラス片から足裏を守る
夜中の揺れでもすぐ履ける
停電時の移動が安全になる
避難所の硬い床で足の疲れを軽減
衛生面を保ち、感染症対策にも役立つ
家族全員がすぐ使える

“避難の初動で足裏を守る”だけで、
ケガのリスクは半分以下になります。


■ スリッパ × 防災の活用法 BEST15

(家にある一般アイテムとの組み合わせでさらに強化)


① 玄関 × スリッパ

→ 地震直後に破片が散乱していても安全に歩ける。


② ベッド横 × スリッパ

→ 夜間の揺れでもすぐに履ける“即戦力”。


③ 厚底スリッパ × ガラス片

→ 厚みのあるタイプは安全度が段違い。


④ 冬用スリッパ × 停電

→ 暖房が止まる環境で足を温める“寒さ対策”。


⑤ ビニール袋 × スリッパ

→ 雨の日の避難で濡れ対策として使用可能。


⑥ 靴下 × スリッパ

→ 保温力アップ。停電時の室内移動で◎。


⑦ リュック × スリッパ

→ 避難所生活に“柔らかい履物”を携帯できる。


⑧ キッチン × スリッパ

→ 調理中の落下物から足のケガを防止。


⑨ トイレ × スリッパ

→ 避難所では衛生ゾーンを分けるために必須。


⑩ カーペット × スリッパ

→ 暖房が止まった時の寒さを底冷えから守る。


⑪ ベランダ × スリッパ

→ ベランダの片付け・点検時に素足を保護。


⑫ お風呂場前 × スリッパ

→ 停電で真っ暗な浴室でも転倒防止に。


⑬ お年寄り × スリッパ

→ 足の裏の保護・転倒防止でケガリスクを激減。


⑭ 子ども用スリッパ × 災害時

→ ガラス片対策として非常に効果的。


⑮ 車内スリッパ × 車中避難

→ 車内生活の快適さが大幅に向上。


■ 防災的に“強いスリッパ”の選び方

厚底タイプ(床の危険物対策)
ソールが滑りにくいもの
つま先が閉じているタイプ(保護性能UP)
冬はボア付きも◎
持ち運びやすい折りたたみ式も便利

“室内履き”+“災害時の安全靴代わり”
という2つの役割をこなせる一足を選ぶのがポイント。


■ スリッパの保管場所(防災的ベスト3)

ベッドサイド(夜間災害に即対応)
玄関(破片散乱に備える)
非常持出袋(避難所の衛生対策)

この3ヶ所に分散しておくとパーフェクト。


■ 避難所でのスリッパは“必需品”

避難所で多い悩み:

● 底冷え
● トイレが不衛生
● コンクリ床の硬さで足が痛い

スリッパがあるだけで
生活の質が大きく改善します。


■ まとめ

スリッパ × 防災 は、
“災害直後のケガを防ぐ実力派アイテム”。

  1. ガラス片から足裏を守る
  2. 夜間の揺れでもすぐ履ける
  3. 避難所生活の快適さが大幅アップ
  4. 厚底・滑り止めタイプなら防災力が倍増
  5. ベッド横・玄関・非常袋の3箇所に配置すると最強

スリッパは、
“家族の足を守る、もっとも手軽で強力な防災装備” といえます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました