「水は何日分あれば足りるのか」
これは冬の防災で、必ず出てくる質問です。
結論から言うと、夏の基準では足りません。
■① 夏と同じ基準は通用しない
一般的に言われる
「1人1日3リットル」は、
あくまで最低限の飲料水です。
冬の断水では、
生活用水の比重が一気に増えます。
■② 冬は復旧まで時間がかかりやすい
冬の断水は、
・道路凍結
・配管破損
・作業員不足
により、復旧が遅れがちです。
想定は「最低3日」では足りません。
■③ 現実的な目安は「5〜7日分」
現場感覚として、
冬の断水対策は以下が一つの目安です。
・飲料水:7日分
・生活用水:可能な限り多め
「3日+α」ではなく、
「1週間」を基準に考えます。
■④ トイレ用水が最大の消費源になる
冬の断水で最も水を使うのは、
実はトイレです。
簡易トイレがあっても、
処理や衛生維持で水は消えます。
■⑤ 凍結リスクを考慮する必要がある
屋外保管の水は凍結します。
つまり、
「備蓄している=使える」
とは限りません。
屋内に置ける量が重要です。
■⑥ 家族構成で必要量は大きく変わる
・高齢者
・子ども
・持病がある人
がいる家庭では、
水の消費量は増えます。
一律計算は危険です。
■⑦ 冬の断水対策は「多すぎて困らない」
冬の断水では、
水は多すぎて困ることはありません。
足りないより、余る方がいい。
それが、冬の防災の正解です。

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