テレビやスマホで、こんな言葉を見たことはありませんか?
✅「警戒レベル3」
✅「警戒レベル4」
✅「高齢者等避難」
✅「避難指示」
実は、昔よくあった 「避難勧告」は廃止 され、
避難情報のルールが大きく変わっています。
私は 防災士・地方自治体の防災担当職員として住民対応をしていますが、
いまでも質問がとても多いテーマです。
「避難勧告がなくなったって本当?」
「結局、いつ避難したらいいの?」
「どのレベルが危険なの?」
この記事で、スッキリ解決できるようまとめました。
■ 結論:避難勧告はもうありません
2021年から、日本の避難情報はこう変わりました。
✖ 避難勧告 → 廃止
◯ 避難指示 → 1本化(避難すべきタイミングを明確化)
つまり、
✅ 避難指示が出たら、必ず避難が必要。
迷う必要はありません。
■ 新しい避難情報(超わかりやすい表)

ポイントはひとつ。
✅ レベル4=全員避難
これが最重要です。
■ なぜ制度が変わったのか?
理由はとてもシンプルです。
旧制度では
避難「勧告」と「指示」が分かれていて、住民が迷うケースが多かったため。
✔ 誤解
✔ 避難が遅れる
✔ 災害時の犠牲者が増える
これを防ぐため、
避難が必要な場面を 「避難指示」1本に統一 しました。
■ 「レベル3」はどう考えたらいい?
✅ 高齢者
✅ 子ども連れ
✅ 体の不自由な方
✅ ペットを連れての避難
✅ 車が必要な人
これらは避難に時間がかかるため、
レベル3の時点で動くのが安全です。
※ 自分は元気でも、家族が対象なら一緒に動くのがベスト。
■ 「レベル4」になったらどうする?
- 家の外が危険なら、2階や少しでも高い場所へ
- 夜なら早めに行動
- 浸水や増水中は徒歩が安全
- 川・用水路・橋を見に行かない
- 車は水深10cmでも危険
「迷ったら避難」が命を守る行動です。
■ 避難場所は「避難所」だけではありません
✅ 親戚・知人の家
✅ ホテル
✅ 車中泊(安全場所に限る)
“密”を避けたい今は、選択肢が増えています。
■ まとめ
- 避難勧告は廃止
- 避難指示=全員避難
- 高齢者はレベル3で避難
- 夜になる前に判断
- 迷ったら早めに動く
避難は「勇気」ではなく、「知識」です。
知っているだけで、助かる命が増えます。
■ コメント歓迎
私は 防災士・地方自治体の防災担当職員として、
被災地派遣の経験から情報を発信しています。
・家が川のそばで心配
・高齢の家族がいる
・車で避難して良い?
など、気軽にコメントしてください。

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