春は進学・進級で子どもの行動範囲が一気に広がり、自転車事故が増える季節です。慣れない道、増える交通量、油断が重なると、日常の延長で大きな事故が起きます。子どもの命を守るために、押さえるべき判断基準を整理します。
■① 春は自転車事故が増えやすい
新学期は通学路が変わり、友達との並走やスピード超過が起きやすくなります。事故は「慣れ始めた頃」に集中します。
■② ヘルメットは最優先の命綱
転倒時の致命傷は頭部に集中します。距離や年齢に関係なく、ヘルメット着用が生死を分けます。
■③ 見通しの悪い交差点が最大の危険
住宅街の交差点や駐車車両の陰は、子どもが最も事故に遭いやすい場所です。「止まる・見る・待つ」を習慣化する必要があります。
■④ 並走・スマホ操作は事故の引き金
友達との並走やスマホ操作は、注意力を一気に奪います。転倒や接触事故の原因になります。
■⑤ 服装と装備で見え方が変わる
明るい色の服、反射材、ライトの使用で、ドライバーからの視認性は大きく向上します。夕方は特に重要です。
■⑥ 自転車点検は春に必ず行う
ブレーキ、タイヤ、ライトの不具合は事故直結です。春は点検を怠りがちな時期でもあります。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「家の近くだから大丈夫」とヘルメットを被らなかったケースです。数十メートルの距離でも重傷事故は起きています。
■⑧ 今日できる最小の備え
子どもと一緒に通学路を歩き、危険な場所を一つ確認してください。共有するだけで、行動は確実に変わります。
■まとめ|自転車事故は予測でき、防げる
自転車事故の多くは、環境と行動を変えることで防げます。日常の声かけと準備が命を守ります。
結論:
子どもの自転車事故は「見える・止まる・被る」で防げます。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、事故に遭わなかった子ほど「ルールが体に染みついていた」という点です。子ども自身が判断できる力を育てる自律型避難の意識が、春の自転車事故から命を守ります。

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