夏の熱中症で特に危険なのが子どもです。子どもは自分の体調変化を正確に伝えられず、「遊べる=大丈夫」と無理をしがちです。事故を防ぐためには、子ども任せにせず大人が先に判断することが重要です。
■① 子どもは大人より熱を溜めやすい
身長が低く地面からの照り返しを強く受け、体温調節機能も未熟です。大人が平気でも子どもは危険域に入っています。
■② 顔色・動きの変化が最初のサイン
元気がない、反応が遅い、歩き方がおかしいなどの変化は、初期症状の可能性があります。言葉より様子を優先して判断します。
■③ のどの渇きを待ってはいけない
子どもは渇きを感じにくく、気づいた時には脱水が進んでいます。時間を決めた水分補給が必要です。
■④ 帽子と服装で差が出る
直射日光を防ぐ帽子と、風通しの良い服装は体温上昇を抑えます。見た目より機能を優先します。
■⑤ 休ませる判断は失敗ではない
「せっかく来たから」「もう少しだけ」という判断が最も危険です。休ませる・やめる判断が命を守ります。
■⑥ 車内・帰宅後も油断しない
移動後や帰宅後に症状が出るケースも多くあります。涼しい場所で体調確認を行います。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「本人が元気と言っているから」と続行したケースです。数十分後に急変していました。
■⑧ 今日できる最小の備え
外出前に「暑くなったらやめる」を子どもと約束してください。それだけで判断が早くなります。
■まとめ|子どもの熱中症は大人の判断で防げる
子どもは我慢や無理をしがちです。守るのは周囲の役目です。
結論:
子どもの熱中症は「大人が先に止める判断」が命を守ります。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、事故を防げた家庭ほど「子どもより大人が早く決断していた」という点です。先回りして行動を変える自律型避難の意識が、夏の熱中症から子どもの命を守ります。

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