【元消防職員・防災士】
「防災の備えは大切」と分かっていても、
実際に役立った人の“リアルな事例”を知ることで、
一気に防災意識は高まります。
今回は、過去の災害で
“命を守った備え”の実例を5つ紹介します。
✅ どの備えが役に立った?
✅ なぜ助かった?
✅ 今日から真似できるポイントは?
を分かりやすくまとめました。
✅ 実例①:簡易トイレが家族の健康を守った(熊本地震)
【何が起きた?】
地震による断水で、トイレが使えなくなり、
避難所は混雑。自宅避難を選んだ家庭も多くありました。
【備えが役立った理由】
✔ 家に「簡易トイレ(凝固剤)」を備蓄していた
✔ 水を流さなくても使えた
✔ 臭いや衛生環境が悪化せず、感染症を防げた
【学べるポイント】
✅ 災害で最も困るのは「トイレ」
✅ 1人1日5回 × 家族分 × 3日〜1週間
→ 最低でも15〜20回分は準備!
✅ 実例②:停電でも「車の電源+モバイルバッテリー」で情報確保(台風)
【何が起きた?】
大型台風で停電が長期化。
スマホの充電ができず、情報収集が困難に。
【備えが役立った理由】
✔ 車のシガーソケット充電でスマホを確保
✔ モバイルバッテリーが複数あった
✔ 防災アプリ(NHK、防災速報、キキクル)で情報収集
【学べるポイント】
✅ 電気が止まって一番困るのは「スマホ」
✅ モバイルバッテリーは1人1台
✅ 車が“非常用電源”になる
→ ガソリンは普段から半分以上をキープ
✅ 実例③:家具固定で命が助かった(東日本大震災)
【何が起きた?】
食器棚・本棚が倒れ、ガラスが飛散。
多くの家庭でケガが発生し、逃げ遅れの原因にも。
【備えが役立った理由】
✔ 家具をL字金具で固定していた
✔ 冷蔵庫・テレビには転倒防止ベルト
✔ 寝室に大きな家具を置かない工夫
【実際の声】
「ものすごい揺れだったが、何も倒れなかった。
すぐに子どもと外へ避難できた。」
【学べるポイント】
✅ 家具固定は“命を守る備え”
✅ 特に寝室・子ども部屋が重要
✅ 実例④:ローリングストックで家族が在宅避難できた(地震・豪雨)
【何が起きた?】
道路が寸断され、避難所も満員。
乳児のいる家庭は、環境が不安で自宅避難へ。
【備えが役立った理由】
✔ 普段から食品・水を多めに買っていた
✔ ベビーフード・粉ミルクもストック
✔ アレルギー対応の食品も確保していた
【学べるポイント】
✅ 備えは「特別な物」より
いつも食べている物を少し多めに買うだけで十分
✅ 赤ちゃん・高齢者は特に食べ慣れた食品が重要
✅ 実例⑤:懐中電灯+ヘッドライトで夜間避難が安全に(豪雨で避難)
【何が起きた?】
深夜の避難指示。停電で真っ暗。
外は雨・風・道路冠水で視界が悪い状況。
【備えが役立った理由】
✔ 家族全員分のライトがあった
✔ 両手が自由になるヘッドライトで子どもを抱っこできた
✔ 足元を照らすことで転倒・水路転落を防げた
【学べるポイント】
✅ ライトは「1人1つ」
✅ スマホのライトは頼らない(充電消費)
✅ 両手が使えるヘッドライトは最強
✅ まとめ:備えがあるかどうかで、生死は分かれます
✅ 家具固定 → 命を守る
✅ 簡易トイレ → 衛生と健康を守る
✅ モバイルバッテリー → 情報と安心を守る
✅ ライト → 夜間避難の安全を守る
✅ 食料と水 → 在宅避難を可能にする
災害は「明日かもしれない」のに、
備えは「今日からできる」ことです。
まずはここから👇
✅ 水(1人1日3L)
✅ 簡易トイレ
✅ モバイルバッテリー
✅ ライト(できればヘッドライト)
たったこれだけでも、あなたと家族の未来は大きく変わります。

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