首都圏では、首都直下地震が発生した場合、建物倒壊・火災・交通麻痺など多重被害が想定されます。防災士の経験を踏まえ、家庭と地域で実践できる備えを整理しました。
■① 建物と家具の安全対策
地震で倒壊リスクの高い家具や家電は固定。耐震補強が不十分な建物は補強工事を検討し、落下・転倒のリスクを最小限にします。
■② 水・食料の確保
都市部は物流停止や断水が長期化する恐れがあります。飲料水は1人1日3リットルを3日分以上、食料は最低でも3日間、できれば1週間分を備蓄しましょう。
■③ 避難経路と避難所の確認
避難場所や経路を家族全員で共有。集合場所や連絡手段を決めておくことで、混乱時にも安全に避難が可能です。
■④ 災害時通信手段の準備
携帯電話の充電用モバイルバッテリーや、緊急用ラジオを備え、停電時にも情報収集と家族との連絡が取れる体制を整えます。
■⑤ 自律型避難の重要性
行政支援が遅れる場合もあります。自分の判断で安全な場所に避難できるよう、避難行動計画を家族で共有することが大切です。
■⑥ 避難生活での健康維持
避難所では騒音や環境の変化で体調を崩す場合があります。耳栓・簡易寝具・常備薬など、快適性を意識した備品を用意しましょう。
■まとめ|都市部での首都直下地震への備え
建物と家具の安全確認、水・食料の備蓄、避難経路の確認、災害時通信手段の準備、自律型避難意識、避難生活での健康維持が、首都直下地震で命と生活を守る基本です。防災士として、都市部特有の混乱と被害を想定し、事前準備の重要性を強調します。

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