【防災士が解説】戦時下・有事の備えと民間防災

有事や戦時下の災害では、通常の自然災害とは異なるリスクが存在します。停電、物流遮断、情報制限などが重なり、自治体の支援が遅れることも想定されます。そのため、自律型避難の重要性が増します。


■① 食料・水の長期備蓄

戦時下では流通が停止する可能性があるため、通常の3日分ではなく、7〜14日分の備蓄を推奨します。缶詰、乾物、ペットボトル水など、賞味期限の長いものをローリングストック方式で管理します。


■② 自家発電・照明の確保

電力インフラが被害を受けた場合を想定し、ポータブル電源やソーラーランタンを準備しておくと安心です。停電時の照明確保は避難生活の心理的安全にもつながります。


■③ 情報収集手段の多重化

ラジオ、衛星通信機、スマホアプリなど、複数の情報源を確保することが重要です。情報が偏ることで誤った判断をするリスクを軽減できます。


■④ 避難経路と避難場所の事前確認

通常の災害避難に加え、戦時下では通行規制や危険地域の変動があるため、避難経路は複数パターン用意しましょう。避難先の安全性も事前に確認しておくことが重要です。


■⑤ 医薬品・衛生用品の備え

医療機関が混雑・機能停止する可能性を考慮し、常備薬や衛生用品を十分に備えておくことが必要です。特に持病のある家族は個別の備蓄が必須です。


■まとめ|戦時下でも生き延びる備え

自律型避難の意識と多層的な備蓄・準備が、戦時下や有事における被害軽減の鍵となります。防災士としての現場経験から、日頃から想定外のリスクを考慮した備えを心がけることが重要です。

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