防災の現場では、「逃げる勇気」が大切だと言われます。
しかし同時に、もう一つ重要な勇気があります。
それが、逃げなくていい場面で、逃げない勇気です。
新NISAにおいても、この考え方はそのまま当てはまります。
■① 防災には「逃げるべき時」と「踏みとどまる時」がある
すべての場面で逃げるのが正解ではありません。
安全が確保されている場所から、
不安だけで飛び出すと、かえって危険になることもあります。
防災で問われるのは、
「本当に今、逃げるべきか」という冷静な判断です。
■② 新NISAで一番多い失敗は「逃げなくていい場面で逃げること」
相場が下がると、
・怖くなって売る
・不安に耐えられずやめる
・一度離れて様子を見る
こうした行動を取りたくなります。
しかしそれは、
避難所から安全な理由もなく外に出る行動と同じです。
■③ 暴落=非常事態、ではない
防災では、
警報が出ても、すべてが即・致命的とは限りません。
投資でも、
評価額の下落=失敗
ではありません。
長期前提で設計された新NISAにおいて、
一時的な下落は「想定内の揺れ」です。
■④ 逃げない勇気とは「何もしない勇気」
逃げない勇気とは、
無理に戦うことではありません。
・売らない
・動かない
・触らない
この“何もしない選択”こそが、
最も難しく、最も強い判断です。
■⑤ 防災で言う「屋内退避」と同じ考え方
防災には、
無理に外へ出ず、
安全な屋内で待つ「屋内退避」という選択があります。
新NISAでも、
設計通りであれば、
屋内退避=継続保有
が正解になる場面は多いのです。
■⑥ 逃げないために必要なのは「事前の覚悟」
逃げない勇気は、
その場の根性では生まれません。
・下がる前提で始めているか
・最悪を想定しているか
・生活に影響しない設計か
この準備があるから、
逃げずにいられます。
■⑦ 相場が荒れた時に試されるのは「胆力」ではない
暴落時に必要なのは、
強気でも楽観でもありません。
「これは想定内だ」と
淡々と受け止められる設計と姿勢です。
これは防災で言う、
訓練通りに動けるかどうかと同じです。
■⑧ 新NISAは「逃げない人」を前提に作られている
新NISAは、
短期で出入りする人のための制度ではありません。
時間をかけ、
何度かの嵐をやり過ごし、
それでも残っている人のための制度です。
まとめ
新NISAで本当に必要なのは、
逃げる勇気ではなく、逃げない勇気です。
・下がっても
・騒がれても
・不安になっても
設計通り、静かに留まれるか。
防災と同じく、
最後に守られるのは、
「逃げなくていい時に、逃げなかった人」です。

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