【防災士が解説】防災×家族|子どもが外出中でも安心できる「防災スマホ」という考え方

子どもが外出している時に災害が起きたら。
多くの保護者が、まずこの不安に襲われます。

・今どこにいるのか分からない
・迎えに行くべきか迷う
・連絡が取れない

被災地で何度も聞いてきたのは、
「子どもが外にいる時が一番つらかった」
という言葉でした。

防災スマホは、
この不安をゼロにはできません。
しかし、確実に軽くすることはできます。


■① 被災地で見た「親が一番混乱する瞬間」

東日本大震災、熊本地震、能登半島地震。
共通していたのは、
子どもと離れている親ほど判断を誤りやすい
という現実でした。

・危険な道を迎えに行く
・情報がないまま移動する
・結果的に二次災害に遭う

これは、
親の判断が弱かったわけではありません。
不安が強すぎただけです。


■② 防災スマホは「迎えに行く前に考える時間」を作る

防災スマホの役割は、
行動を指示することではありません。

・今どこにいる可能性が高いか
・どの方向が危険か
・どこに集まれば合流しやすいか

これを一度、地図で俯瞰する時間を作る。
それだけで、
衝動的な行動は確実に減ります。

被災地では、
地図を一度見た親ほど、
無理な迎えに出ていませんでした。


■③ 子ども自身も「同じ地図を見られる」強さ

子どもがスマホを持っている場合、
Google Mapsは強力な共通ツールになります。

・今いる場所の近く
・目印になる建物
・安全そうな方向

完璧な説明はできなくても、
同じ地図を見て話せるだけで、
親子の認識は揃います。

被災地では、
「地図を見せてもらって安心した」
という親の声を何度も聞きました。


■④ 防災スマホは「子どもを信じる防災」でもある

迎えに行かない判断は、
冷たく感じるかもしれません。

しかし被災地で何度も見たのは、
迎えに行かない方が安全だったケースです。

・子どもは学校や公共施設にいる
・その場の大人の指示に従っている
・親が動かない方が合流が早い

防災スマホは、
この判断を支える根拠を
地図で示してくれます。


■⑤ 「迎えに行かない勇気」を支えるのが地図

迎えに行かない判断ができた親には、
共通点がありました。

・地図で位置関係を把握していた
・危険エリアを理解していた
・合流場所を決めていた

感情だけでなく、
状況を見て判断できていたのです。

Google Maps×防災スマホは、
この冷静さを保つための道具です。


■⑥ 子ども向けに難しい操作は不要

防災スマホを
子どもに教え込む必要はありません。

・地図を開く
・自分のいる場所を見る
・「ここに向かう」と決める

被災地で役に立ったのは、
この程度のシンプルな行動でした。

操作より、
見慣れていることが重要です。


■⑦ 被災地で感じた「親の安心が子どもを守る」

親が落ち着いていると、
子どもも落ち着きます。

逆に、
親がパニックになると、
判断は一気に狂います。

防災スマホは、
子どもを直接守る装備であると同時に、
親の不安を抑える装備でもあります。


■⑧ 今日できる親子防災の一歩

今日やることは、これだけです。

・親子で一度、地図を一緒に見る
・「迷ったらここ」と合流場所を決める
・迎えに行かない選択肢があると知る

これだけで、
子どもが外出中でも
安心できる防災が整います。


まとめ

子どもが外出中の災害は、
親にとって最もつらい状況の一つです。

だからこそ必要なのは、
感情ではなく、
判断を支える道具です。

Google Maps×防災スマホは、
迎えに行く・行かないを
冷静に考えるための防災です。

まずは今日、
親子で同じ地図を一度見てください。
それが、安心への第一歩になります。

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