【防災士が解説】防災×備蓄|引き算で続くローリングストックという考え方

ローリングストックというと、
「買い足す」「回す」「増やす」
そんなイメージを持たれがちです。

しかし被災地で本当に機能していたのは、
足さないローリングストック=引き算の発想でした。


■① なぜローリングストックは続かないのか

続かなくなる原因は、

・種類が多すぎる
・管理が面倒
・使うのが怖い

つまり、
判断が多すぎることです。


■② 被災地で見た「使えない備蓄」

現場では、

・賞味期限は大丈夫
・量も十分
・でも誰も使わない

という備蓄が山ほどありました。

理由は簡単で、
日常で使っていないからです。


■③ 引き算ローリングストックとは何か

引き算ローリングストックは、

・使わない物を減らす
・種類を絞る
・「いつもの食事」に寄せる

という考え方です。

増やす前に、
減らす


■④ 引き算①「主食を絞る」

おすすめは、

・米系+パン系
・せいぜい2〜3種類

被災地では、
選択肢が多いほど混乱していました。


■⑤ 引き算②「味を固定する」

・家族が食べ慣れている
・子どもが拒否しない
・体が受け付ける

この条件を満たす物だけ残す。

非常時に
冒険はいりません。


■⑥ 引き算③「使わない備蓄は捨てる」

厳しいですが、

・3か月使っていない
・使う場面が想像できない

物は、
災害時も使いません。


■⑦ 引き算すると管理が楽になる

引き算をすると、

・賞味期限管理が楽
・在庫把握が簡単
・買い足しが明確

結果として、
ローリングが自然に回り始めます。


■⑧ 被災地で助かった家庭の共通点

助かっていた家庭は、

・食べ物が少ない
・でも迷わない
・すぐ食べられる

引き算されていた備蓄でした。


■⑨ 心を守るローリングストック

引き算すると、

・焦らない
・イライラしない
・自分を責めない

これは
心の避難でもあります。


■⑩ 一言まとめ

ローリングストックは、
「足す仕組み」ではなく
「減らす仕組み」

引き算すると、
続いて、迷わず、使えます。

防災は、
少ない方が強いこともある。

それが、
被災地が教えてくれた現実です。

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