日本の南海トラフ巨大地震は、国内だけでなく近隣諸国にも影響を及ぼす可能性があります。韓国気象庁の最新発表と防災視点を整理します。
■① 韓国南海岸に津波2メートルの恐れ
韓国気象庁の李美善庁長は、「2メートルの津波を低く見てはいけない。高波と重なれば破壊力は想像を超える」と警告。
南海トラフ巨大地震発生時、釜山・海雲台を含む南海岸では津波発生の可能性があります。
■② 韓国内の地震早期警報対象の拡大
来年11月から、韓国の海外地震早期警報対象が、日本・九州の一部から南海トラフまで拡大。
これは、地震発生後3~5時間で震度Ⅲ~Ⅳ程度の揺れが予測され、警戒が必要だからです。
■③ 高層ビルや耐震設計への影響
釜山など高層ビルが多い地域では、長周期地震動により高層階で揺れが強くなる可能性があります。
耐震設計が十分でない建物では被害が拡大するリスクがあります。
■④ 津波と重なると破壊力が増大
マグニチュード9.0の地震では、一部南海岸で2メートルの津波が予想されます。
荒天や高波と重なれば、浸水や破壊のリスクがさらに高まります。
■⑤ 気候変動と災害リスク
韓国気象庁は、近年の猛暑や集中豪雨にも対応中。
直近3年間は観測史上最も暑く、来年も厳しい気象条件が予想されます。
■■⑥ 新警報体制の導入
来年から「猛暑重大警報」と「熱帯夜注意報」が導入されます。
極端高温や夜間高温による死角を減らし、自治体の対応力を強化する狙いです。
■まとめ
- 南海トラフ巨大地震は韓国南海岸にも影響が及ぶ可能性あり。
- 津波2メートルは低く見ず、荒天時との重なりも想定する。
- 高層ビルや耐震設計の弱い建物への影響も考慮。
- 気候変動による極端な猛暑・豪雨リスクも併せて警戒。
防災士としては、国内外の地震・津波リスクを常に把握し、個人・地域レベルでの避難計画や備蓄の見直しを推奨します。

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