【防災士が解説】防災×お金|新NISAと年末整理で家計の「耐災害力」を高める

災害への備えは、非常食や避難訓練だけでは完結しません。
被災後に生活を立て直せるかどうかは、「お金の備え」が大きく影響します。

年末は、防災の視点で家計を見直す絶好のタイミングです。


■① 新NISAで約9割がプラスでも油断しない

新NISAで多くの人がプラスになっていますが、これは投資の腕というより、制度開始のタイミングと相場環境が重なった結果です。

本当の投資力が試されるのは、

・相場が下落したとき
・不安が強まったとき
・やめたくなったとき

防災と同じで、平時ではなく非常時に機能するかが重要です。


■② 暴落は「いつか必ず来る」と考えて備える

相場の下落は予測できませんが、必ず起こります。
そのとき必要なのは、

・銘柄選び
・ポイント還元
・短期の成果

ではなく、

・続ける覚悟
・感情に流されない仕組み
・判断を迷わせない家計設計

これは、避難判断と同じ構造です。


■③ ポイントより「理解できる商品」を選ぶ

投資商品を選ぶ際、ポイント付与を気にする人もいます。
しかし防災の視点では、

・中身を理解できる
・長く続けられる
・迷いが生じにくい

ことが最優先です。

小さな得より、判断を軽くする選択が家計を守ります。


■④ 使っていない銀行口座はリスクになる

住所変更をしていない口座や、残高がわずかな口座は、

・詐欺被害
・不正利用
・管理負担

といったリスクを抱えます。

防災では「不要なものを減らす」が基本。
家計でも、使っていない口座は解約が原則です。


■⑤ 解約時の対応で企業姿勢が見える

契約時は丁寧でも、解約時に態度が変わる企業は少なくありません。

・手続きを複雑にする
・不安を煽る
・先延ばしにさせる

こうした対応は、企業の本質を知る重要な判断材料になります。


■⑥ 手数料を払ってでも整理する意味

印鑑紛失などで手数料がかかっても、

・不要な口座
・不要な契約

は整理する価値があります。

小さな面倒を放置すると、将来の大きな負担になります。
これは防災と同じ考え方です。


■⑦ ネット銀行は防災的に合理的

「大金を一度に下ろせない」という不安はありますが、

・数日に分けて引き出せる
・振込で対応できる
・限度額設定が可能

ため、実生活で困る場面はほとんどありません。

むしろ管理性や安全性の面で、防災向きです。


■⑧ 子どもの先取り貯金は仕組み化する

お金の教育で重要なのは、意志ではなく仕組みです。

自動で先に貯まる流れを作ることで、

・続けやすい
・失敗しにくい
・感情に左右されない

家計になります。


■⑨ 高額な解約違約金は「見えない負債」

通信回線などの高額な解約違約金は、普段見えない負債です。

月額が安く見えても、

・長期縛り
・高額違約金

がある契約は、災害時の足かせになります。

持ち物を減らすことは、家計の耐災害力向上につながります。


■まとめ|年末は「家計の防災点検」を

・新NISAの結果に浮かれない
・不要な口座や契約を整理する
・判断しやすい家計に整える

これらはすべて、防災と同じ発想です。

お金の備えは、被災後の生活を守る重要なインフラ。
年末を機に、家計の防災点検を行ってみてください。

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