防災というと、
「防災の日に一度やれば十分」
「年に一回見直しているから大丈夫」
そう考えてしまいがちです。
しかし被災地や災害対応の現場で強く感じたのは、
年1回の防災は、いざという時に思い出せないという現実でした。
■① 災害は“準備直後”を待ってくれない
災害は、
・準備した翌日
・何もしていない時
・忘れかけた頃
に起こります。
年1回の防災は、
記憶も行動も風化しやすいのが実情です。
■② 被災地で見た「やったはずの防災」
現場でよく聞いたのは、
・「前に確認したはず」
・「どこにしまったか分からない」
・「家族と話したけど覚えていない」
という声でした。
防災は、
やったかどうかより
使えるかどうかが重要です。
■③ 防災は“頻度”が命を守る
助かっていた家庭ほど、
・小さな見直しを繰り返す
・日常の中で触れている
・完璧を求めていない
という共通点がありました。
防災は、
一度の完成ではなく
更新の積み重ねです。
■④ 年1回だと生活とズレていく
生活は、
・子どもの成長
・高齢化
・仕事や環境の変化
で常に変わります。
年1回の防災では、
今の暮らしと合わなくなりがちです。
■⑤ 防災士として現場で確信したこと
現場で落ち着いて行動できた人ほど、
・最近防災に触れていた
・思い出す必要がなかった
・自然に体が動いた
という共通点がありました。
防災は、
思い出すものではなく
染み込ませるものです。
■⑥ 今日からできる“年1回にしない防災”
おすすめは、
・月1回、1分だけ確認
・買い物ついでに見直す
・季節の変わり目に一言話す
これだけで十分です。
短く、軽く、何度も。
■⑦ 迷ったらこの判断|最近触れたか
迷ったときは、
「この防災、最近触れた記憶があるか」
を基準にしてください。
思い出せないなら、
更新のタイミングです。
■⑧ 防災は“習慣”が一番強い
防災は、
イベントではなく
生活の一部です。
防災とは、
年に一度やることではなく
暮らしの中で続けることです。
一気にやらない
短く続ける
生活に溶かす
その防災こそが、
被災地で一番機能していました。

コメント