【防災士が解説】防災×休む力|「今日は何もしない」が正解になる日もある

防災という言葉から、
「備え続ける」「考え続ける」「行動し続ける」
そんなイメージを持つ人は多いと思います。

ですが実際には、
“休むこと”そのものが防災になる日があります。


■① 正月・連休は判断力が落ちやすい

年末年始や連休は、
生活リズムが崩れやすい時期です。

・寝不足
・食べ過ぎ・飲み過ぎ
・移動や来客による疲労

この状態で防災の判断をすると、
必要以上に不安になったり、
逆に楽観的になりすぎたりします。


■② 「無理をしない」は立派な備え

体調が万全でないときに、
備蓄整理や避難計画を詰め込むのは逆効果です。

・今日はやらない
・明日に回す
・一旦休む

これらは怠けではなく、
判断ミスを防ぐための選択です。


■③ 現場で感じた“疲れが招く事故”

被災地では、
体力的・精神的に限界の中で動いた結果、

・転倒
・脱水
・持病の悪化

といった二次被害が多く見られました。

「少し休めば防げた事故」
は、実はとても多いのです。


■④ 休める環境を作るのも防災

防災は、物だけではありません。

・暖かく過ごせる服
・横になれる場所
・静かに休める時間

これらが確保できているかどうかは、
長期的な安全に直結します。


■⑤ 家族で共有したい考え方

こんなルールをおすすめします。

「体調が悪い日は、防災を頑張らない」

これを決めておくだけで、
無理な行動や口論を減らすことができます。


■⑥ 防災は“続けられること”が大事

完璧な備えを一気に整えるより、
細く長く続けるほうが意味があります。

だからこそ、
休む日があっていい。

防災を嫌いにならないことも、
大切な防災力です。


■⑦ 正月は「心を整える防災」

何もしない正月。
ゆっくり食べて、眠って、笑う。

それは、
次の判断を正しくするための準備期間です。

無理をしない。
焦らない。
今日は休む。

それも立派な防災です。

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