【元消防職員が解説】防災×正月⑯|正月の台風予防 「来ない前提」が一番危ない

「正月に台風なんて来ないでしょ」
多くの人が、そう思っています。

しかし被災地の現場では、
「想定していなかった時期の災害」ほど被害が拡大しました。


■① 正月でも台風は“ゼロではない”

統計的には少なくても、

・南海上の熱帯低気圧
・低気圧が台風並みに発達
・温暖化による季節外れ台風

こうした事例は、実際に増えています。

「確率が低い=起きない」ではありません。


■② 被災地で見た“季節外れ油断”

私が現場で見たのは、

・正月で行政対応が遅れる
・帰省で地域の人が少ない
・備蓄・点検が止まっている

正月は防災の“空白期間”になりやすいのです。


■③ 正月前にやるべき最低限の台風予防

難しいことは不要です。

・ベランダ・庭の飛散物確認
・雨どい・排水口の確認
・窓まわりの物を減らす

被災地では、
「これだけで助かった家」が多くありました。


■④ 正月は家族全員が“在宅しやすい”

これは逆にチャンスです。

・家族で窓・雨戸を確認
・停電時の照明を確認
・避難先・連絡方法を共有

正月は、防災の話をする絶好のタイミングです。


■⑤ 帰省先・旅行先こそ注意

正月は、

・地元ではない場所
・土地勘がない
・避難情報が分かりにくい

この状態で災害に遭うと、
判断が一気に遅れます。

宿泊先周辺の
・高台
・避難場所
だけは必ず確認してください。


■⑥ 台風が来たら「無理に移動しない」

被災地で多かったのは、

・正月だから移動した
・帰省を急いだ
・予定を優先した

結果、冠水道路や強風で事故が起きました。

正月でも「動かない判断」が命を守ることがあります。


■⑦ 正月の台風対策は“準備8割”

・起きてから動く → 遅い
・来てから考える → 危険

被災地の教訓は明確です。

「来ないかもしれない時」に
「少し備えた家」が助かっています。


■⑧ 正月は“備えを休まない”

正月だからこそ、

・油断しない
・無理をしない
・判断を遅らせない

災害は、祝日を選びません。

正月も、防災は続いています。

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