災害時に真っ先に困るもの。
それは「トイレ」です。
水が止まる。
下水が使えない。
避難所でも順番待ちが発生する。
そんなとき、命と尊厳を守るのが「簡易携帯トイレ」です。
■① 簡易携帯トイレは防災だけでなく日常でも使える
簡易携帯トイレは、
災害専用品ではありません。
・渋滞中の車内
・車中泊
・アウトドアやキャンプ
・夜間や悪天候時
「トイレがあるかどうか」で行動の自由度は大きく変わります。
■② 今回検証した簡易トイレの前提条件
100円ショップで購入できる簡易トイレを比較しました。
・価格:すべて税込110円
・使用量:300cc(水で検証)
・用途:災害時・車内・アウトドア想定
どの商品も
「袋+凝固剤で固めて廃棄する」
という基本構造は同じです。
■③ 容量は300ccと500ccで大きな差が出る
簡易トイレ選びで最も重要なのは容量です。
・300cc対応
・500cc対応
成人の1回量は250〜350ccと言われています。
余裕を考えると、500cc対応は安心感が大きいです。
■④ 300ccタイプの特徴と注意点
300ccタイプは、
・コンパクト
・携帯性が高い
・価格も手軽
ただし、
尿量が多い人には余裕がありません。
緊急時は「焦り」も加わるため、
ギリギリ容量はリスクになります。
■⑤ 500ccタイプの安心感と弱点
500ccタイプは、
・容量に余裕がある
・成人男性でも安心
一方で、
・受け口の形状が分かりにくい
・フィット感に慣れが必要
という点もありました。
■⑥ 使いやすさは「受け口」と「凝固剤」で決まる
比較して分かった重要ポイントは次の3つ。
・受け口が大きく、ズレにくい
・凝固剤がこぼれにくい
・中身が見えない構造
この3点が揃うと、
心理的ハードルが一気に下がります。
■⑦ 家庭備蓄向きと携帯向きは違う
簡易トイレには役割があります。
・家庭備蓄向き:便座やバケツに被せるタイプ
・携帯向き:袋単体で使えるタイプ
防災では
「使う場面」を想定して選ぶ
ことが重要です。
■⑧ 結論|100均簡易トイレは十分使える
検証した結果、
・凝固性能はすべて問題なし
・漏れなどの致命的欠点なし
「買ってはいけない商品」はありませんでした。
ただし、
自分や家族の体格・使用シーンに合うかどうかは別問題です。
■⑨ 迷ったらこの基準で選ぶ
・尿量が多い人 → 500cc対応
・女性や子ども → 受け口が大きいタイプ
・携帯性重視 → 300ccでも可
・家庭備蓄 → 便座対応タイプ併用
■⑩ 今日できる防災行動
・簡易トイレを1つ実際に広げてみる
・家族分の必要数を考える
・防災バッグと車内に分けて備える
トイレ対策は、
命と尊厳を守る防災です。
「そのうち」ではなく、
今日、1つ備えておきましょう。

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