地震対策というと、「とにかく色々やらなきゃ」と思いがちです。しかし被災地で見てきた現実は、やらなくていいことに時間とお金を使い、本当に必要な対策が後回しになっているケースでした。
■① 地震対策は「全部やる必要はない」
完璧を目指すと、対策は必ず止まります。地震対策は100点ではなく、60点を早く取ることが重要です。
■② 高価すぎる防災グッズを揃えること
高性能・多機能な防災グッズを買って安心し、使い方を確認しないまま放置されている家庭を多く見ました。
■③ 実際に使わない想定の備え
「いつか使うかも」という発想で揃えたものほど、地震直後には使われません。使う場面を具体的に想像できない備えは不要です。
■④ 情報を集めすぎること
防災情報を集めすぎると、逆に何をすればいいのか分からなくなります。行動につながらない情報収集は意味がありません。
■⑤ 防災士から見た実際に多かった失敗
備蓄リストばかり増え、家具転倒防止や避難経路確認をしていなかった家庭です。命に直結する対策が抜け落ちていました。
■⑥ 行政側が言いにくい本音
すべての家庭に完璧な備えを求めるのは現実的ではありません。最低限の対策ができていれば十分というのが本音です。
■⑦ 自律型避難につながる考え方
「やらなくていいこと」を削ることで、本当に必要な行動が見えてきます。これは自律型避難の第一歩でもあります。
■⑧ 今日できる最小行動
今ある防災グッズを一度並べ、「本当に使うか?」と自分に問いかけてみてください。
■まとめ|地震対策は引き算が重要
地震対策は足し算ではなく引き算です。
結論:
やらなくていいことを減らすことで、地震対策は続けられます。
防災士として被災地を見てきましたが、備えが続いている家庭ほど「やらないこと」を決めていました。

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