【元消防職員が解説】防災×火災|増える住宅火災と家庭でできる備え

乾燥する冬、住宅火災は全国的に増加傾向にあります。
火災はいつ、どこで起きるかわかりません。消火活動の現場から学べるポイントを、一般家庭向けにまとめました。


■① 火災のリスクは身近に潜んでいる

  • 壁や天井の中で発生する火災
  • 高齢者施設や集合住宅での誤作動やトラブル
  • 太陽光パネルや電気機器のショートによる発火

火災は「乾燥」や「設備の異常」によって急に起こることがあります。家庭内でも十分注意が必要です。


■■② 家庭でできる火災予防

  • 電気ストーブや調理器具は使用中も目を離さない
  • 壁や天井に接した家具・収納周りの配線は定期点検
  • 太陽光パネルや電気設備は定期的な点検を実施
  • 換気と湿度管理で乾燥を防ぐ

小さな備えが火災発生のリスクを大幅に下げます。


■③ 消火器・初期対応の重要性

  • 家庭用消火器は手の届く位置に設置
  • 火災発生時は、初期段階であれば火元に消火器を使用
  • すぐ消せない場合は、迷わず避難を最優先
  • 家族で「火災発生時の行動」を共有しておく

初期消火の判断が、命と財産を守る大きなポイントです。


■④ 家具・物の配置で被害を減らす

  • 火災だけでなく、地震や転倒でも被害を防ぐ家具配置
  • 可燃物を壁際に置かない
  • 火の近くに燃えやすいものを置かない
  • 高齢者や子どもがいる場所は特に安全確認

日常の整理整頓と安全な配置が、二次被害の軽減につながります。


■⑤ 避難時の心得

  • 火災報知器が鳴ったら迷わず避難
  • 出口は常に確保し、家族全員で避難経路を確認
  • 煙が充満している場合は低い姿勢で移動
  • 煙や火が迫る場合は窓やバルコニーなどの代替出口を事前に確認

避難のルールを日頃から家族で確認しておくことが命を守ります。


■まとめ

  • 火災は乾燥や電気設備の異常など、身近な要因で起こる
  • 家庭でできる予防策、初期対応、家具配置、避難経路の確認が重要
  • 小さな日常の備えが、大きな被害を防ぐ

火災から身を守るには「日常の備え」と「避難行動の共有」が最大のポイントです。

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