【有料級】防災 × 稼ぐ力|足りないピースは仲間に埋めてもらえ

はじめに|「防災」も「稼ぐ」も一人ではムリ

防災の仕事をしていると、つくづく感じることがあります。それは――

「一人で守れる命は、意外と少ない」

防災訓練、避難誘導、防災マップ作成、非常食の備蓄、ドローンでの情報収集…。どれも重要ですが、どれか一つが欠けても機能不全になります。

これは「稼ぐ力」でもまったく同じ。

優れたアイデアや技術があっても、売り出す力がなければ意味がない。逆に、営業や広報が得意でも、提供する商品やサービスがなければ始まらない。

そこで今回は、「防災の現場」でも「ビジネスの現場」でも使える――
“不足は仲間に埋めてもらう”戦略
について解説していきます。

第1章|なぜ、稼げない人は「自分だけ」で埋めようとするのか?

稼げない人には、共通点があります。

「苦手な部分まで、自分ひとりでどうにかしようとする」

•   広報が苦手 → デザインの本を買って自習
•   ITが苦手 → ブログ開設を半年後に延期
•   法務が苦手 → 書類で詰んで副業をやめる

勉強する姿勢は立派ですが、それで「止まってしまう」のが問題です。

これは、防災の現場でも同じことが言えます。

たとえば、ある町内会長さんが「ハザードマップの読み方がわからない」として、ひとりで何冊も防災の専門書を読み込んでいました。

…でも、その町には防災士の資格を持っている住民が5人もいたんです。

「頼めば30分で解決したことを、3週間かけて悩む」
――これが、“自分で全部やろうとする罠”です。

第2章|「防災」も「ビジネス」も、チームが命

ここで、ワンピースを思い出してみてください。
• 航海士:ナミ
• 船医:チョッパー
• 大工:フランキー
• 操舵手:ジンベエ

ルフィは、「俺が全部やる」なんて一言も言いません。
“仲間に任せる”ことで、最強のチームができあがっているのです。

これは、防災でも同じ。
• 情報収集:若い人がSNSで迅速に発信
• 避難所運営:自治会の経験者が担当
• 救護:看護師資格を持つ人が担当

こうして役割分担をすると、「一人じゃムリ」が「チームならできる」に変わります。

第3章|協力者がいたからこそ実現した「防災ビジネス」事例

ここでは、実際に協力者を得て「防災×ビジネス」を成功させた事例を紹介します。

【事例①】SNS運用が苦手な防災士

防災イベントを開こうとした防災士Aさん。
内容は完璧でしたが、SNS告知がまったくできずに集客ゼロ。

→ Instagramが得意な知人Bさんに「運用代行」を依頼。
 見事、参加者30名を集めることに成功!

「中身は私がやる。広報だけお願い」というシンプルな分担で、負担は半減、成果は3倍に。

【事例②】防災ブログを立ち上げたいけど、ITオンチ

WordPress?ドメイン?SSL?…わからん!

そんな悩みを抱えた防災士Cさん。
学生時代の友人DさんがIT系の職に就いていたことを思い出し、声をかけた。

→「中身は全部私が書くから、ブログの“箱”だけ作って!」と依頼。
半年後、月1万PVを超える人気ブログに。

【事例③】自治体との連携で「協働防災」へ発展

防災ワークショップを開いていた防災士Eさん。

→ 行政書士Fさんを仲間に迎え、「市の防災計画」に提言を出すことで、地域の公的イベントとして認定され、安定した活動資金が得られるように。

第4章|協力者を探す3ステップ

では、あなたも今日から「協力者探し」に踏み出してみましょう。

Step① 自分のビジネスを「機能分解」する

例:「防災ブログ運営」の場合
• コンテンツ作成(自分がやる)
• サイト設計(苦手)
• デザイン(苦手)
• SEO(少しできる)
• 広報・SNS発信(やりたくない)

Step② 苦手 or やりたくないことをピックアップ

この中から、1つだけ「誰かに頼みたい」ものを選びます。

→ 今回は「サイト設計」

Step③ 仲間に頼んでみる
• リアルな友人や同僚に声をかける
• SNSやコミュニティ(リベシティ、note、Xなど)で探す
• クラウドワークス、ココナラ、スキルシェアで依頼する

📍ポイントは、報酬が出せなくても、ビジョンと誠実さでお願いしてみること。

「一緒にやろう!」という気持ちは、案外伝わるものです。

第5章|協力者ができれば、ビジネスも防災も“加速”する

協力者ができると、次のようなメリットがあります。

🔵【ビジネス面】
• 時間が生まれる
• モチベーションが維持される
• アイデアが増える
• ミスが減る
• お金が回り出す

🔴【防災活動面】
• 訓練の参加率UP
• 若者との連携強化
• 高齢者対応の効率化
• SNSを使った情報発信が可能に
• 継続的な活動資金や協賛の獲得

おわりに|「協力者」は、ビジネスのライフライン

あなたの「苦手なこと」は、
誰かにとっての「得意なこと」。

そしてあなたの「得意なこと」は、
誰かの「苦手なこと」かもしれない。

だからこそ、「不足は仲間に埋めてもらう」ことが重要なのです。

特に防災の分野は、まだまだ“個人の力”に頼っている部分が多い。
でも、これからは「つながる力」が稼ぎに変わる時代。

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