ドローン国家資格は、
「取れば終わり」では意味がありません。
防災・自治体・企業運用で
本当に役立つ資格にするには、
取得までの考え方が重要です。
■① 目的を「飛行形態」に翻訳する
最初にやるべきことは、
目的をそのまま語ることではありません。
目的を
飛行形態に落とし込む
ことです。
・どこで飛ばすのか
(人口集中地区、施設周辺、山間部など)
・いつ飛ばすのか
(夜間の可能性があるか)
・どう飛ばすのか
(目視外、補助者の有無、立入管理)
・何のために飛ばすのか
(防災訓練、点検、警備、広報、調査)
ここが曖昧なままでは、
後の資格選択も運用設計も
すべてズレます。
■② 二等か一等か、限定の要否を決める
次に判断すべきは、
・二等で足りるのか
・一等が必要なのか
・夜間・目視外などの
限定解除が必要か
です。
「必要になってから考える」
では遅くなります。
特に自治体・企業では、
訓練計画に組み込む前提で
先に判断しておく必要があります。
■③ 取得後に“運用パッケージ”を整える
国家資格は、
取得した瞬間から
運用責任が始まります。
最低限、次をセットで整備します。
・運航ルールとマニュアル
・訓練計画と実施記録
・点検整備、バッテリー管理
・飛行ログ・実績管理
・情報管理(個人情報・施設情報・セキュリティ)
ここまで整って初めて、
国家資格は
「実務で効く資格」
になります。
■④ 防災・組織運用で重要な視点
防災や組織運用では、
次が常に問われます。
・誰が判断したのか
・なぜその飛行が安全と言えるのか
・事故や苦情が出たときに説明できるか
国家資格+運用パッケージは、
この説明責任を支える土台です。
■⑤ まとめ|資格は入口、運用が本体
国家資格取得までの流れは、
・目的整理
・飛行形態への翻訳
・資格区分と限定の判断
・運用パッケージ整備
この順番が崩れると、
現場では機能しません。
資格はゴールではなく、
安全で継続的な運用の
入口です。

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