正月三が日、
初詣客で賑わう高尾山に
大きな“違和感”を覚えた人は
少なくありません。
「去年より外国人が少ない」
「迷惑行為を見かけなかった」
この変化は、
単なる観光トレンドではなく
防災・安全の視点から
見逃せないポイントを含んでいます。
■① 高尾山は「群集事故リスク」が高い場所
高尾山は
年間登山者数が世界有数の観光地です。
・都心から近い
・高齢者、子ども、外国人が多い
・ケーブルカーに人が集中
・参道や山道が狭い
これらはすべて、
群集事故が起きやすい条件
でもあります。
■② 昨年目立った「割り込み・ポイ捨て」
昨年の正月には、
次のような行為が多く報告されました。
・ケーブルカーの割り込み
・列に並ばず強く主張する行為
・ゴミのポイ捨て
・注意しても通じない言語の壁
これらは
「マナー違反」で片付けられがちですが、
防災の現場では
二次被害の引き金になります。
■③ 群集事故は「一人の行動」から始まる
群集事故は、
転倒やパニックから連鎖します。
・割り込み → 押し合い
・言い争い → 周囲が停止
・通路の滞留 → 将棋倒し
過去の大規模事故でも、
きっかけは小さなトラブル
でした。
■④ 今年は「外国人が減った」だけではない
今年の高尾山では、
多くの参拝客が
こう感じています。
・外国人が少し減った
・列が比較的スムーズ
・迷惑行為を見なかった
背景には、
中国政府による団体旅行抑制など
国際情勢もありますが、
結果として
群集の摩擦が減った
のは事実です。
■⑤ 問題は「国籍」ではなく「構造」
重要なのは、
国籍の問題ではありません。
・情報が伝わらない
・ルールが分からない
・時間に追われている
・集団心理が働く
この条件が重なると、
誰でもトラブルを起こします。
防災では
人ではなく構造を見る
ことが基本です。
■⑥ 観光地こそ「防災の視点」が必要
オーバーツーリズムは、
単なる不快問題ではなく、
・群集事故
・救急搬送の遅延
・緊急車両の進入困難
・災害時の避難混乱
と直結します。
観光地は
平時が非常時の予行演習
でもあります。
■⑦ 私たちにできる「日常の防災」
大規模な対策だけでなく、
個人の行動も重要です。
・列に並ぶ
・立ち止まらない
・ゴミを持ち帰る
・トラブルに加担しない
これらは
そのまま
命を守る行動
につながります。
■⑧ まとめ|静かな変化は安全の兆し
・高尾山は群集事故リスクが高い
・迷惑行為は二次被害の火種
・今年は摩擦が減り落ち着いた
・問題は国籍ではなく構造
・観光地こそ防災の視点が必要
「迷惑が減った」
という小さな変化は、
実は
大きな安全性向上のサイン
かもしれません。

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