【防災士が解説】防災×キャンプ|強風でテントが飛ぶ前に知っておきたい「風」と安全判断

キャンプで最も厄介なのは、
雨よりも寒さよりも、
実は「風」です。

・小物が飛ぶ
・イスやテーブルが倒れる
・設営・撤収が危険になる
・最悪、テントやタープが飛散する

強風時のキャンプは、
一歩判断を誤ると
事故につながります。


■① 風は「予報」で必ず確認する

キャンプ前に確認すべきは、
天気だけではありません。

必ず見るべきポイントは次の通りです。

・雨の有無と雨量
・雨が強まる時間帯
・最低/最高気温
風速(何mか)

風速は見落とされがちですが、
安全性に直結します。

風速が強いだけで、
設営・撤収の難易度は
一気に跳ね上がります。

可能であれば
複数の天気予報を確認し、
風が強まるタイミングを
事前に把握しましょう。


■② 強風時は「タープを張らない」判断も正解

風がある日にタープを張ると、
常にバサバサと煽られます。

・ペグが抜ける
・ポールが倒れる
・タープが飛ばされる

これは自分だけでなく、
周囲のキャンパーや
子どもにとっても危険です。

硬いペグが飛べば、
車のガラスを割ったり、
人に当たれば大事故になります。

強風時は思い切って、

・タープは張らない
・テントのみで過ごす
・テント内に籠る

この割り切りが、
安全と心の余裕につながります。


■③ ペグダウンとガイロープは「フル装備」

「今日は大丈夫そう」
この油断が一番危険です。

冬や荒天時は、
急な風向き変化や突風が
珍しくありません。

・メーカー指定本数のペグを打つ
・ガイロープを全て張る
・手抜き設営はしない

これが基本です。

さらに不安な場合は、

・1箇所にペグ2本
・30cm以上の長めのペグ

で補強すると、
抜けにくさが大きく変わります。


■④ テントは必ず「風下向き」に設営

設営前に、
必ず風向きを確認してください。

入口を風上に向けると、

・風が内部に吹き込む
・内部に風が溜まる
・テントが持ち上がる

最悪の場合、
そのまま飛ばされます。

テントの入口は
風下向きが基本です。

ただし、
風向きは時間帯で変わるため、
油断せず常に状況を観察しましょう。


■⑤ 強風時の正解は「無理をしない」

アウトドアは
自然が相手の遊びです。

強風時は、

・対策で乗り切る
よりも
無理をしない判断

が最優先です。

事前に強風が分かっているなら
キャンセルは正解。

キャンプ中に
「危ない」と感じたら
早めの撤退も立派な判断です。


■⑥ まとめ|風は「撤退判断」を迫るサイン

・風速は必ず事前確認
・強風時はタープを張らない
・ペグとガイロープはフル装備
・テント入口は風下向き
・不安を感じたら撤退

キャンプは、
楽しむためのものです。

無理をせず、
安全第一で
自然と向き合いましょう。

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