一人暮らしの防災準備では、食料や水に目が向きがちですが、「自分を守る装備」が不足しやすい傾向があります。マスクと手袋は感染症対策だけでなく、災害時の安全確保そのものに直結する重要アイテムです。
■① 災害時は「不特定多数との接触」が一気に増える
災害が起きると、避難所、共用トイレ、支援物資の受け取りなど、人との距離が一気に近づきます。現場では、マスクがないことで体調不安を抱え続けた人を多く見てきました。
■② マスクは感染症対策だけではない
マスクは粉じん、ホコリ、カビ臭、煙から喉や肺を守る役割もあります。倒壊家屋周辺や清掃作業時には、着用しているかどうかで疲労感が大きく変わります。
■③ 手袋は「ケガ予防」の最前線装備
瓦礫、割れたガラス、金属片など、素手では危険な場面は想像以上に多いです。現場では、軍手一つで防げたケガが、その後の行動を大きく制限してしまう例を何度も見ました。
■④ 30セットは「交換前提」で考えた現実的な数
マスクも手袋も、汚れたら交換が基本です。連続使用は不衛生で、かえって体調を崩します。1日1セット以上を想定すると、30セットは決して多すぎません。
■⑤ 一人暮らしほど代替がきかない
家族がいれば分け合えますが、一人暮らしではすべて自己完結です。マスクや手袋が切れた瞬間から、行動範囲が極端に狭まります。
■⑥ 現場で多かった「1〜2枚あれば足りる」という誤解
実際に多かった失敗が「数枚あれば十分」という考えです。長期化すると必ず不足し、周囲に頼らざるを得なくなります。
■⑦ 心理的な安心感が行動力を支える
マスクと手袋を着けているだけで、人は落ち着いて行動できます。これは精神論ではなく、現場で何度も確認してきた事実です。
■⑧ 防災リュックに常備する意味
外出先で被災し、そのまま帰宅できない状況でも、最低限の防護ができるかどうかは非常に大きな差になります。
■まとめ|マスクと手袋は「身を守る防災装備」
新社会人の一人暮らし防災では、マスクと手袋は補助品ではなく、行動を可能にする基本装備です。
結論:
マスク・手袋30セットは、安全・健康・行動力を守る必須備蓄。
防災士として現場を見てきた中で、「身を守れる人ほど冷静に動けた」という共通点を強く感じています。

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