【防災士が解説】非常持ち出し袋に“絶対入れるべき”冬の防寒アイテム寒い季節の避難は「低体温症」との戦い

冬の災害は、停電・断水・暖房停止が同時に起き、命に関わる寒さになります。
非常持ち出し袋には、冬専用の防寒アイテムを必ず追加しましょう。


■ ① アルミブランケット(緊急保温シート)

最軽量で最強の保温アイテム。

  • 体温の約90%を反射
  • 風・雪を防げる
  • かさばらない

冬の非常持ち出し袋には必須です。


■ ② 使い捨てカイロ(貼る・貼らない両方)

避難所でも屋外でも体温保持に効果的。

  • 貼るタイプは腰・お腹・背中
  • 手持ちタイプはポケットへ
  • 長時間歩行時の冷え防止にも活躍

長期停電では特に重宝します。


■ ③ 厚手の靴下・手袋・帽子の3点セット

人体の熱は「頭・手・足」から逃げていきます。

  • ウール靴下
  • 防風手袋
  • 保温ニット帽

軽量でコンパクトなのに保温効果が大きいアイテムです。


■ ④ ネックウォーマー・マフラー

首元を温めるだけで体感温度が大きく上がります。

  • 暖かさが逃げにくい
  • 着脱が簡単
  • 雪や風のある環境に強い

冬の屋外避難では特に役立ちます。


■ ⑤ レインウェア(上・下)

雨・雪で濡れると低体温症のリスクが急激に上昇。

  • 防水性
  • 防風性
  • 収納しやすい軽量タイプ

防寒具としても使える万能アイテムです。


■ まとめ

冬の非常持ち出し袋には、
“命を守る保温装備”をしっかり入れておくことが最重要です。

  • アルミブランケット
  • カイロ
  • 手足・頭の防寒
  • レインウェア

これらが揃うだけで、冬の避難環境は大きく変わります。

寒さは災害時の“最大の敵”。
冬の季節こそ、防災の質を一段上げていきましょう。

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