【防災士が解説】「アルコール消毒 × 防災」── 水がなくても“手と環境を守る”最強の衛生アイテム

災害時は、断水・トイレ共有・炊き出し・避難所生活などで
手と環境の“汚染リスク”が一気に高くなります。

そんな時に頼れるのが アルコール消毒。

特に水が不足する場面では
「手洗い＋アルコール」が、感染症を防ぐ最強コンビになります。

■ なぜ災害時にアルコール消毒が重要なのか？

「石けん＋水」が最強ですが、使えない時の第二の武器がアルコール消毒 です。

家庭にある物と組み合わせて役立つ15の工夫

→ 避難所・車・職場・カバンに1本ずつ。いつでも使える状態に。

→ 手が泥で汚れた時は「水でざっと流す → アルコール」で効果UP。

→ テーブル・スマホ・ドアノブ・蛇口など“共有部分”の拭き取りに。

→ 在宅避難でも「玄関に1本」置くだけで感染リスクがかなり下がる。

→ 調理台・まな板・包丁の拭き上げに最適。

→ 手を消毒してからマスクを触ることで感染リスクを下げる。

→ 避難所・仮設トイレでは特に重要。

→ 情報端末は“手と顔の両方”に触れるため、定期的な拭き取りを。

→ 1本常備で“どこでも手洗い代わり”。

→ 配布係は事前にアルコール消毒を徹底。

→ 調理前後・手袋着脱時にこまめに消毒。

→ 水が使えない場面で、泥をざっと拭いた後にアルコールで仕上げ。

→ 口元・トイレ介助の前後で消毒すると感染予防に大きく貢献。

→ ゴミ置き場の出入りの前後で消毒するクセをつける。

→ 手洗い場がない車内では、アルコールがほぼ“命綱”。

“サッとつけて終わり”では効果が半減 します。

アルコール消毒 × 防災は、
“水がなくても手と環境を清潔に保てる、最強の衛生アイテム”。

“水・食料・ライト”と同じレベルで、
アルコール消毒も防災セットの必須アイテム に入れておくのがおすすめです。