【防災士が解説】「マーキングの国際基準(災害現場)」── 国際救助チームも使用する“共通言語”をわかりやすく解説

災害現場では、建物に“マーキング(表示)”を残して
「この家は調査済み」「要救助者あり」「危険あり」
などの情報を救助チーム間で瞬時に共有します。

これは国・組織が違っても理解できるように
“国際基準”が存在します。

日本の消防・警察・自衛隊でも参考にされ、
国際緊急援助隊(JDR)も使用しています。


■ 国際的に広く使われるマーキング:

「FEMA(アメリカ)式 × US&R(都市型救助)マーキング」

世界で最も普及しているのは FEMA(米連邦緊急事態管理庁) の方式。
建物に“X(エックス)”を使う記号で記載するものです。


■ 基本構造:大きな「X」を描き、4つの枠に情報を書く

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