【防災士が解説】ドローン活用で広がる防災・消火の可能性

近年、防災現場ではドローンを活用した新しい取り組みが進んでいます。都市部の高層建物や林野火災など、従来の手段では対応が難しい現場で、ドローンが初動対応や情報収集に役立つ可能性が注目されています。


■①先端技術導入プロジェクト

東京消防庁は「INNOVATION PROJECT Research for 2025」を通じて、ドローンを活用した消火システム開発の情報や提案を公募しています。民間企業との共同研究により、消防車が入りにくい地域や高層建物での消火手段の確立を目指しています。


■②林野火災への応用

総務省消防庁も、林野火災で活用可能な技術情報を募集しています。特にドローンによる空撮・監視・情報収集は、火災の拡大を防ぐ上で有効で、現場での実用化を念頭に置いた検討が進んでいます。


■③監視・呼びかけ機能

ドローンは単なる撮影だけでなく、スピーカーやLEDを活用した避難呼びかけ、危険区域のマーキングなどの機能も搭載可能です。これにより、災害発生時の住民誘導や安全確保に寄与します。


■④地震・津波対策

土砂ダムの監視や橋梁の損傷確認など、地震や津波の被害を迅速に把握する手段としてもドローンの利用が進められています。従来は危険で立ち入れなかった地域の情報を短時間で収集できることが大きな利点です。


■⑤初動対応の迅速化

ドローンを使うことで、現場の状況をリアルタイムで把握でき、初動対応の意思決定を速めることが可能です。早期の対応が被害軽減につながるため、今後の防災現場での重要性は高まっています。


■まとめ|防災現場におけるドローンの価値

ドローンは、消火・監視・避難誘導など多様な機能を持ち、防災・減災における現場の力を強化します。
危険地帯でも迅速に情報を収集・発信できるドローンは、初動対応の精度とスピードを格段に高める有力なツールである
防災士としての現場経験からも、アクセス困難な地域での情報把握が迅速化することで、被害軽減や安全確保に直結することを確認しています。

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