災害は「準備をしていない瞬間」にいきなり襲ってきます。
だからこそ “1秒で判断できる行動” を覚えておくことが
生存率を大きく左右します。
ここでは、どんな災害にも共通する
超シンプルな“1秒判断の防災行動”をまとめます。
■① 揺れた瞬間 → しゃがむ・頭を守る
地震の最初の数秒は、
ケガの8割が「家具・物の落下」。
● しゃがむ
● 頭を守る
● 机の下へ
これだけで生存率が大幅に上がる。
■② 強い風を感じた瞬間 → 物から離れる
台風・突風・竜巻は
“風そのものより、飛んでくる物が危険”。
● 電柱
● 看板
● 木の枝
● 建設足場
どれが倒れても死ぬ威力。
風を感じたら “空間を確保して離れる”。
■③ 足元が濡れた瞬間 → 上へ逃げる
浸水は「気づけば膝」「次の瞬間に胸」まで来ることがあります。
● 地下 → 即避難
● 低地 → 高所へ移動
● くるぶし浸水 → 車はもう使えない
1秒で判断しないと、命が奪われる。
■④ 煙を見た瞬間 → 姿勢を低く
火災の死因は「煙」。
炎よりも、煙を吸うことで一気に意識を失う。
● ドアを開ける前に触って熱さ確認
● 姿勢を低く
● ハンカチで口元を覆う
マンションなら 外へ出ず“部屋に戻る”判断も正解。
■⑤ 土砂の音を聞いた瞬間 → 斜面に背を向けて逃げる
ゴゴゴ…という音、
地面の微振動、
木が折れる音。
これらは 土砂崩れ発生直前のサイン。
● 崖と反対側へ
● 横方向に逃げる
● 斜面沿いには絶対に走らない
“背を向けて走る”のが最速の行動。
■まとめ
防災 × 一秒判断とは、
難しい知識ではなく“瞬間の行動”が命を守るという考え方。
- 揺れたら → しゃがむ
- 風を感じたら → 離れる
- 足元濡れたら → 上へ
- 煙を見たら → 低く
- 土砂の音がしたら → 背を向けて逃げる
どれも一瞬で判断でき、
誰でも今日から使える“本当に使える防災知識”です。

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